婚活では、素敵なお相手との出会いが待っています。
しかし、ごく一部には「この人、最悪だな…」という出会いがあったり、予想だにしなかったトラブルに巻き込まれるケースもあります。
そこで今回は、婚活のトラブルについて取り上げながら、最悪の事態にあなたが巻き込まれないために気をつけるべきことをお伝えしていきます。
これから婚活を開始する方は、予防策として参考にしてください。
ゴールインへの早見表
婚活でよくあるトラブルとは?
- そもそも婚活ってどんなトラブルあるの?
- 婚活って安全にできる?
婚活でこのような疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
婚活でトラブルと聞くと、結婚詐欺などの大きいトラブルを想像しがちですが、実は婚活における問題はあなたの周囲でも簡単に起こり得る可能性があるので、注意が必要です。
未然に婚活のトラブルを防ぐためにも、どんな問題があるのかを事前に知っておくことが大切になります。
婚活でよくあるトラブルとは、大きく分けると以下のように分類されます。
- 異性間でのトラブル
- 運営側のトラブル
- 金銭トラブル
婚活ではこのように様々がトラブルが存在しているので、意識的に自分がトラブルに巻き込まれないように行動して行くことが重要。
【共通編】婚活でよくあるトラブルとその対処法
昨今の婚活ブームにより、現在は様々な婚活手段が存在しています。
そんな婚活ですが、人が多いということは問題もそれに比例して膨大です。
トラブルの中には、どの婚活方法でも起こり得る可能性がある問題も存在しています。
ここでは、様々な婚活に共通して起こりやすいトラブルについて解説していきます。
あなたが利用する婚活にも、共通して言えることなので確認しておくと良いでしょう。
ナンパやヤリ目で参加している
婚活に多いのが、遊び半分で参加している人です。
真剣に婚活をしている人たちに紛れて、ナンパやヤリ目で参加している人がいる可能性があります。
ナンパ・ヤリ目は第一印象や見た目は普通で、実際に話してみたり、カップリングしないとわからないという厄介さがあります。
婚活の口コミサイト、レビューサイトに寄せられたナンパ・ヤリ目に遭遇した人の体験談をまとめてみると、次のようにな特徴になります。
- ハイスペックをアピールしてくる
- とにかく褒め倒してくる
- 体が目的なので相手の内面を知ろうとしない
- 二人きりになりたがる
- やたらとお酒をすすめてくる
ナンパ・ヤリ目の特徴に当てはまる相手に遭遇したら注意が必要です。
対処法として以下のようなことが存在しています。
- ナンパ・ヤリ目だと感じたら直ぐに距離をおく
- 重い女アピールをする
- あやしい誘いには絶対にのらない
【参考】いきなり顔写真を要求されたら…
ビジネスや宗教の勧誘
そのため、下記のケースなどで多く勧誘されるので注意が必要。
- 婚活パーティー会場で連絡先を交換し、会ったらビジネスのセミナーに誘われた
- 2回目のデートの時に知らない人が同席して、宗教の勧誘をされた
よくある手口として、最初は普通に会話しているようでも、だんだんビジネスや宗教よりの話題を振ってくるというものです。
たとえば、ビジネスの勧誘休みの日の過ごし方やお財布事情など、時間やお金に関することを聞いてくる。
宗教の勧誘は悩みや不安について聞いてくるなど、ある程度の特徴があります。
ビジネスや宗教の勧誘に対して、以下の対象方法などを参考にしてください。
- ビジネスや宗教の勧誘は必要ないと伝える
- ビジネスや宗教の勧誘かどうか聞く
- 他のビジネスや宗教をやっていると伝える
たとえタイプの異性であったとしても、自分の身を守るためには、あまりプライベートについて話しすぎないということが大事です。
【参考】すぐ会いたいと言われたら警戒しよう
婚活でトラブルを防ぐための対処法
ここでは、事前にできる対処法をご紹介します。
本人確認を徹底している運営会社を選ぶ
簡単に利用できるところでは、身分証明書の提示すらスルーできるところもあります。
これでは、変な人・最悪な人が参加者に混じっていても不思議ではありませんね。
運転免許証やパスポートなどで本人確認を徹底している会社が運営していれば、安心して参加できます。
利用料が安すぎる会社は選ばない
女性の参加費が安いこと自体は問題ありませんが、男性・女性ともに安価に利用できるような婚活では注意が必要です。
利用料が安いということはだれでも気軽に使用できるということであり、それだけ真剣に婚活をしていない参加者が増えることになります。
利用料の高さは、参加者の質の高さの保証でもあります。
真剣に婚活をしている人ほど、本気で結婚を考えている異性に出会いたいですし、遊び半分で参加している人たちばかりの環境で婚活はしたくないものです。
万が一のときは運営会社に通報する
そんなときは、一人で悩まずに運営会社に通報するようにしましょう。
通報の際は運営会社が的確に判断し、対処できるよう、できるだけ情報は詳細に伝えるようにします。
通報者のプライバシーは守られますので、自分の身を守るためにも、不審なことがあれば遠慮なく連絡をすることが大切です。
プライバシーマークを取得している運営会社を選ぶ
つまり、プライバシーマークを取得している運営会社は適切に、かつ継続的に個人情報を保護している事業者と認められています。
利用者としては、プライバシーマークを取得していることで信頼できる、安心できる会社であると判断できますね。
企業側の体制がしっかりしていて、かつ個人情報保護の適切な取り組みができている運営会社は人気があり、口コミやレビューの評価も高いものです。
パーティーそのものの信頼性はもちろん、しっかりとした運営会社によって開催されているかどうかも判断基準となるでしょう。
※ここからは、自分が使用している婚活方法に合わせて、目次よりご覧ください。
【婚活サイト・アプリ編】婚活でよくあるトラブルとその対処法
婚活サイトでは、大なり小なりトラブルやマナー違反を起こしている人が、多数存在しているので注意が必要です。
あなたがトラブルに巻き込まれないためにも、婚活サイトでよくあるトラブルを事前に把握することが大切。
ここからは、婚活サイトや婚活アプリでよくあるトラブルについて解説していきます。
婚活サイトのプロフィールを偽っている
たとえば、プロフィールを以下のように偽っている場合です。
婚活サイトのプロフィール
- 年収:800万円
- 職業:上場企業社員
実際のプロフィール
- 年収:200万円未満
- 職業:フリーター
ハイスペックな相手とマッチングし、直接会うことになったら、プロフィールの項目についてさり気なく聞いてみましょう。
例えば、以下のような質問をしてみましょう。
- 仕事内容について聞いてみる
- 会社名を聞いてみる
高収入なのに仕事の内容について詳しくなかったり、チープな服装をしていたらプロフィールをサバ読んでいる可能性があります。
【参考】プロフィールはしっかり書いておこう
写真と現実での容姿が違いすぎる
プロフィールの顔写真が、
- イケメン・美人すぎたり
- 加工したような形跡がある
などが見られる際は、メッセージ交換の時にでも現在の写真を送ってもらうように頼んでみましょう。
こちらから写真を提供すると相手も断りづらくなります。
見た目に自信がなかったり、見た目で判断されることを嫌う人は少なくありませんが、マッチングでは写真の占める割合が圧倒的です。
【参考】婚活サイトやでよくある見た目の問題
デートのドタキャン
- メッセージ交換でデートの約束をし、直前までデートの話題で盛り上がっていたのに、いざ待ち合わせ場所に行くと本人はいない
- デート当日になっていきなり連絡が取れなくなった
マッチングからメールのやり取りを経て、ようやくデートにまで辿りついたのにドタキャンは腹立たしいですね。
ドタキャンした半数近いの人がドタキャンした相手は「脈なし」と答えています。
つまりは「デートの約束はしたが本命ではなかった」という意思表示なのです。
腹立たしいですが、次の出会いのチャンスのために気持ちを切り替えた方が良いでしょう。
ドタキャンを問い詰めたりするだけ時間のムダです。
【参考】婚活サイトですぐに消える人の心理
【婚活パーティー編】婚活でよくあるトラブルと対処法
しかし、大勢の人間がいるということは、一人ぐらい悪意をもって参加していてもおかしくはないということです。
自分が婚活パーティーでトラブルに巻き込まれないためにも、どのようなトラブルがあるか確認していきましょう。
ここからは、婚活パーティーでよくあるトラブルについてみていきます。
セクハラ、ボディータッチが多い
しかし、中には婚活を目的としてではなく、以下のような目的で参加する人もいるので注意は必要です。
- 遊び
- ヤリ目
そのため、セクハラやボディータッチをしきりに行ってくる男性が存在しています。
とくに一対一になる個室タイプのパーティーは要注意です。
回避する方法として、以下を参考にしてみてください。
- 恋人同士になる前の段階で二人きりになる状況を作らない
- 「少しだけ」を許容しない
万が一、会場で明らかなセクハラや過剰なボディータッチで不快な思いをしたら、ただちに会場責任者に通報するようにしましょう。
カップルにならず出待ちしている
このような男性は、以下のように2パターンに分類できます。
- カップルにならなかったにもかかわらず、デートや食事に誘ってくる男性
- 参加すらしていないのにパーティー会場で出待ちしている男性
婚活パーティーの仕組みとして、カップル成立した男女は
- パーティー終了後に電話番号やメールアドレスを交換したり
- そのままデートに出かけたり
などをします。
そのため、カップル成立しなかった女性たちはひとりで会場を後にするため、出待ちの男性にとって格好のカモなのです。
突然男性から声をかけられたことで動揺したり、思わずOKしてしまいそうになることもあるでしょう。
しかし、出待ちはマナー違反ですから、応じるかどうかは自分次第ですが、あくまでも冷静な判断を心がけましょう。
対処法としては、以下を参考にしてみてください。
- 毅然とした態度でお断りをする
- 運営スタッフに通報する
連絡先交換タイミング外での連絡先交換
このような婚活パーティーのルールがあるにもかかわらず、参加者が主催者の目の届かない会場の外で、「こっそり連絡先交換をしよう」と持ちかけられるケースが存在。
厳重なルール違反ということではありませんが、電話番号やメールアドレスは大事な個人情報です。
なかには連絡先交換が制限されてるからこそ、参加したという人もいます。
連絡先交換を迫られた時の対処法として以下が有効です。
- 運営に通報すると伝える
- カップリングした相手以外とは、連絡先交換しない旨をはっきりと告げる
連絡先交換自由かどうか、あらかじめ運営会社のサイトなどで詳細を確認してから参加するようにしましょう。
【参考】婚活で知り合った相手から連絡が来ない理由
【参考】婚活パーティーのサクラにも注意
【結婚相談所編】婚活でよくあるトラブルと対処法
しかし、自分が知らなかったが故に被害を被る可能性もあり、その時に「知らなかった」は通じません。
ここでは、結婚相談所でよくあるトラブルについてご紹介していきます。
事前にどんなことに注意すれば良いか分からない方は参考にしてください。
性交渉による規約違反
IBJ結婚相談所連盟に加盟している結婚相談所では、婚前交渉が発覚した場合は成婚の意思の有無に関わらず、成婚とみなし、成婚退会手続きを行うとしています。
参考URL:日本結婚相談所連盟
結婚相談所によっては、婚前交渉について関わらないケースもあります。
- 交際中に性交渉を迫られた
- ヤリ逃げされた
などの、ケースが発生してから結婚相談所の規約を確認するのでは遅すぎです。
妊娠のリスクなども存在しているので、安易に求められても応じることは控えましょう。
もし性交渉を迫られた際は、きっぱりと結婚後に応じると相手に答えることが大切です。
その結果、相手と成婚できなかった時は、諦めて次の出会いを探すことをおすすめします。
あなたを大切にしてくれる人が他にいるはずです。
結婚相談所に入会を強く勧められる
1度断っても、何かと理由をつけて勧誘してくるケースが多いです。
断る際には、しっかりと勧誘はしないで欲しい旨を担当に告げましょう。
それでも強引に勧誘してくる場合は営業ノルマなどの目的が考えられますので、入会はおすすめしません。
断るのが苦手な方は以下を参考にしてみてください。
- 他の結婚相談所に登録しているので、今は必要ありません
- プライベートが忙しくて、結婚についてはあまり考えていません
【参考】結婚相談所の無料カウンセリングで勧誘はあるか体験取材!
担当者の一方的な考えで婚活をすすめる
しかし、中にはこのようなコンシェルジェもいるので注意が必要です。
- 会員の希望条件を無視して相手を紹介
- 会員が望んでいないサポートをやたら進めてくる
婚活コンシェルジェの、一方的な考えで婚活を進められると結婚への気持ちも萎えてしまいます。
たとえ婚活の専門家であっても、会員の意見も聞かず一方的にマニュアル通りの対応をしているようでは、良い結婚相談所のサービスとは言えません。
このような担当に当たった際には、下記のように対応してみると良いでしょう。
- 結婚相談所にコンシェルジェの変更を要請
- 自分が望まないサービスに関しては、必要ない旨を担当に伝える
それも通じなかった際は、別の結婚相談所や違う婚活方法を使用することを視野に入れることをおすすめします。
まとめ:婚活のトラブルを知って対策を立てよう
今回は婚活で起こりうるトラブルを未然に防ぐため、さまざまな対処法をご紹介しました。
しかし、人と人が関わり合う場所では、少なからず何かしらの問題が発生する可能性はあります。
貴重なお金と時間を使って婚活するなら、最高の環境で素敵なお相手と出会いたいとだれもが思っています。
いつ起こるかわからないトラブルに対処するためにも、今回の記事を参考にして、事前の予防策や万が一のときの対応について学んでおきましょう。
【参考】婚活サイトのおすすめはこちら