婚活相談所のプロフィールは、お見合いの申し込みを決める決定的なポイントです。
そのため、どれだけあなたが魅力的な人間でも、プロフィールで表現できなければ、お見合いや交際の申込みが来ることはないでしょう。
そこで今回は、魅力的な結婚相談所のプロフィールを書くためのポイントと、自己PRの例文をご紹介します。
自分で自己PRを考えるのが苦手な方はぜひ参考にしてください。
ゴールインへの早見表
結婚相談所ではプロフィール作りが結婚を左右する!

結婚相談所では、プロフィール作りが非常に重要。
あなたの魅力をプロフィールで上手にアピールできていれば、お見合いを申し込んでもらう確率が大きく変わります。
結婚相談所のプロフィールは、お相手に初めて伝わる「あなたの第一印象」です。
第一印象は、その後の人間関係を大きく左右するのは、言うまでもありません。
そのため結婚相談所に入会したら、まず最初に魅力たっぷりのプロフィールを完成させましょう。
また、結婚相談所のプロフィールは「相手に希望する条件」や「結婚後はどんな生活を送りたいか」などの内容を盛り込むこともできます。
お見合い前に、お互いの価値観・相性を確かめることができるという意味でも、結婚相談所のプロフィールはとても重要な役割を果たしているんです。
嘘をつかないことはもちろん、心がこもったプロフィール作成を心がけましょう!
ここからは、結婚相談所のプロフィールについて大きく次の2つに分けて解説します。あなたが気になる方をクリックして読み進めてくださいね!
・結婚相談所のプロフィールの基本項目の書き方
名前・年齢・住所・出身地・職業・学歴・年収・趣味・性格などの穴埋め項目について紹介します。
・結婚相談所のプロフィールの自己PRの書き方
自由記述式で200文字程度の自己紹介文の項目について紹介します。
結婚相談所のプロフィールの基本項目の書き方
結婚相談所のプロフィールは、まず基本項目として用意されている欄を埋めていきます。
お見合いの申込みを受ける、あるいは承諾してもらうための大切なアピール材料となるので、単なるアンケートだと思わず力を入れて書きましょう。
名前・年齢・住所・出身地・職業・学歴・年収
結婚相談所では入会時に証明書を提出しているため、基本的にどの項目も嘘を書くことはできません。
女性にとってははっきりと書きたくない年齢も、結婚相手として選べられる側となると正直に書く必要があります。
また、出身地は結婚前のあいさつ回りなどでもうかがうことになるので、市町村まで書くことをおすすめします。
職業については「会社員」といった抽象的な書き方ではなく、具体的に
- 化粧品会社の事務
- 商社の広報担当
など仕事がイメージできる書き方をしましょう。
ちなみに、結婚相談所で女性は人柄を重視して選ばれるため、基本項目は力を入れて書く必要はありません。
他の女性と差別化しようと気合を入れすぎず、ありのままを書けば十分ですよ。
性格・価値観

性格や価値観は、結婚相談所のプロフィールで重要な項目の一つ。
お互いの性格や価値観は、交際や結婚するにあたって非常に大切な要素です。
しかし、自分の性格、価値観は主観ではなかなかわかりづらいものですよね。
そこで、結婚相談所が実施している性格診断や友達・家族など第三者からの意見などを踏まえて、具体的に書くのがおすすめです。
また、あまり異性ウケなどを考えず、エピソードなどを踏まえてありのままの自分の性格を書きましょう。
短所を書く際はあまりにネガティブな内容だと、その一点だけで敬遠されてお見合いすらしてもらえない可能性もありますので、必ずポジティブな書き方に変えるようにしましょう。
- 優柔不断
- おせっかい
- 八方美人
- 優柔不断
→落ち着いてじっくり考えるタイプ - おせっかい
→誰にでも優しくすることができるタイプ - 八方美人
→人と話すのが好きで誰とでも仲良くなれるタイプ
【参考】結婚相談所のプロフィール「性格」の書き方

趣味・特技・休日の過ごし方
趣味や特技の欄が充実していれば、お見合い相手の男性が話題を広げてくれます。
結婚相談所ではお見合いで話が盛り上がるかどうかが重要なポイントなので、趣味や特技の欄も手を抜かず、しっかり書いておきましょう。
お見合いや交際中の会話の話題にもなりやすい項目ですので、相手に興味を抱かせる内容を意識して書くのがおすすめですよ。
結婚相談所のプロフィールで趣味を書く際は、
- 映画鑑賞
- 読書
- 音楽
といった抽象的な表現はNGです。
- アクション映画が好きで新作は必ず映画館で観ます。
- ノンフィクション系の小説を好んで読みます。
など、具体的に書くことで本人の人柄がわかり、読み手が共感しやすくなります。
同じように、休日の過ごし方についても、
- 晴れた日はよく外出します。
- 自宅でのんびりしています。
と抽象的では何をして過ごしているのか伝わりにくいものです。
- 晴れた日は近くの公園で散歩します。
- 自宅で映画のDVDを観ます。
など、プロフィールを読んだ相手が想像できるような書き方をしましょう。
趣味や休みの日の過ごし方が複数ある場合、すべて書き出すと冗長になりがちです。
一つか二つ、相手にぜひ知ってほしいものをピックアップして、自分のアクティブさや意識の高さなどをアピールしましょう。
【参考】結婚相談所のプロフィール「趣味」の書き方



家族構成
関係を深めてからミスマッチにならないように、結婚相談所のプロフィールには家族構成をきっちり書きましょう。
結婚相談所によっては家族の職業や同居・別居を書かせるところ、両親の職業を入会審査の項目にするところもあります。
お相手への希望
子供に関する項目、結婚後の住まいに関する項目は、お相手選びの際の大切な要素となりますので、必ず埋めるようにしましょう。
ただし、希望が高すぎると結婚相手の条件にあう男性がいなくなってしまうので、譲れないポイントを2~3個ほど絞って書くようにしてください。
結婚相談所のプロフィールの自己PRの書き方
かなり多くの方が頭を悩ますのが自己PR欄なのではないでしょうか。
婚活会社によって構成は多少異なりますが、結婚相談所のプロフィールの自己PR欄は自由記述欄として設置されており、200~300文字くらいのボリュームです。
ここからはさらに、お相手に
- 会ってみたい
- お話してみたい
と思わせるような、魅力的な自己PRを書くポイントを見ていきましょう。
例文付きで紹介するので、迷ったらそのまま使用しても大丈夫ですよ。
相手に興味を持ってもらう内容を書く
結婚相談所で自己PRを書く際は、相手に興味を持ってもらえる内容を意識しましょう。
たとえば、
- 映画鑑賞が趣味です
- 音楽鑑賞が趣味です
など、事実を書いているだけで何も伝わりません。
- アクション映画が好きで、週に1回は必ず映画館で観ています
- 音楽はロックが好きで、邦楽・洋楽問わず何でも聴きます
というような書き方をすれば、あなたの人となりが相手に伝わりますし、同じ趣味を持つ人からアプローチされる可能性が高まります。
結婚相談所のプロフィールでは、相手の興味を惹くために奇抜な紹介を書く必要はありませんが、あなたという人間が魅力的に見えるように書き方を工夫しましょう。
自分の長所は客観的な視点で書く
自分目線で書くとどうしても抽象的な内容になってしまい、説得力に欠けます。
説得力のある長所を書くときは、周りからの印象や長所にまつわるエピソードなど、具体的な例を挙げて客観的な視点で書くと良いでしょう。
マラソン歴10年以上で、忍耐強さには自身があります。
何でも相談にのるタイプなので、友人から面倒見が良いと言われます。
という書き方であれば、長所の理由付けになりますし、事例を根拠とした説得力のあるアピールになります。
結婚相談所のプロフィールでは、具体例を書くことで長所の内容に説得力を持たせるだけでなく、客観的な視点も兼ね備えているという印象を与えることができます。
相手を否定する文章は書かない


結婚相談所のプロフィールで、お相手へ希望する条件を書くときは「〇〇な方はお断り」のように否定系で書いてはいけません。
- 40代以上の方はお断りします
- 共働き夫婦は希望しません
- 大卒以上の方でないとお見合いはしません
このような否定的な書き方で自己PR文を書くと、
- 性格がきつい人
- 頑固な人
- 壁がある人
という印象を相手に与えてしまいます。
結婚相談所で悪い印象を相手に与えてしまったために、せっかくの希望に沿った相手からのアプローチをムダにすることにもつながります。
なるべく多くの方からアプローチしてもらい、あなたのパートナーに相応しい人を見極めるのであれば、なるべく門戸は広くしておいた方がいいでしょう。
はじめに感謝の気持ちを表す
はじめ
たくさんの会員の中から私を選んでいただきありがとうございます。
といった感謝の言葉が添えてあると、好感度が高くなりませんか?
結婚相談所の自己PRの内容自体はしっかりと書いていても、感謝の言葉まで書いているひとはあまり多くありません。
ちょっとした書き方の工夫で他の会員と差をつけることができるので、非常におすすめです。
条件を羅列しすぎない
- 年収が高い
- 一部上場企業
- 食の好み
- 趣味が合う
- 束縛しない
など、希望条件をプロフィールに羅列すると、お相手は「こんな細かい条件をすべてクリアできない」と感じてお見合いを申し込まれないかもしれません。
せっかく理想のタイプに近い人であったとしても、このような書き方ではご縁を逃してしまいます。
内心では細かに理想像を組み立てていたとしても、文章にして書く際はやわらかくオブラートに包んだ表現を考えてみましょう。
最近は食事と散歩に興味があります。好奇心が強くアクティブ性格なので色んなことを経験できる環境に身をおきたいと考えています。
ネガティヴな内容は避ける
- 仕事が忙しくて恋愛(婚活)をする時間がありません
- 趣味はとくにありません
といったような内容では、お相手は「この人は結婚する意志があるのかな?」と疑問に思ってしまいます。
どうしても短所やネガティブな要素について書くときは、表現をポジティブ要素に変換して書くと良いでしょう。
- 仕事が好きで毎日充実しています
- 新しい趣味にチャレンジする意欲があります
といったようにポジティブ変換するだけで、明るい人柄が伝わります。
理屈っぽい→理論的
道筋立てて物事を考えることが得意です。周囲からは「物事を体系的に教えるのが上手い」と、教師役を任せられることが多くあるので、相手に伝わりやすいように説明することを心がけています。
家庭的な雰囲気を見せる
男性は結婚相手の女性に家庭的な部分を求めます。自己PRにもそれとなく家庭的な一面をのぞかせる文章を書くと、より好感を得られるでしょう。
とくに女性が料理が得意であるかどうかという点は、男性にとってかなり重要なポイント。この一言の違いで、結婚相談所のお見合いの申し込みがグッと増える場合もあります。
普段からあまり料理をしない人は「苦手です」と書くよりは「勉強中です」として、家庭的な一面をアピールしていくと良いでしょう。
最近、料理を勉強したくて料理教室に通っています。この前友達に手作り料理を振る舞ったところ、とても好評でした。
食卓に笑顔があふれるような結婚生活を送りたいと思っています。
実家住まいなので家事全般を母と分担しながらやっています。お料理はまだまだ勉強中ですが、もっと得意料理を増やして美味しいご飯を作れるようになりたいと思っています。
仕事に一生懸命さがあることをアピール


女性であってもプロフィールで自分の職業や仕事をアピールするのも一つの手です。
仕事の大変さをアピールするよりも、仕事を楽しんでいる、自信を持っている様子がうかがえる文章のほうが、お相手は魅力的に感じます。
外資系のIT企業でデザイナーとして働いています。
日々、世界最先端の技術に触れられるワクワクを感じながら仕事に邁進しています。
子供の頃からスポーツが好きで、学生時代は体育部のマネージャーをやっていました。
社会人になってからはジムのインストラクターとして、会員の皆さんと日々汗を流しています。
誠実さが伝わる文章
誠実さは文章の内容はもちろん、プロフィールの言葉遣いや文章のボリュームにも表れます。
結婚相談所のプロフィールでは、自分の趣味や特技、結婚観などが読み取れるような文章を心がけましょう。
誠実な人物像が伝わるもっとも簡単な方法は、先に書いたように文の最初と最後にあいさつをいれることです。
いつでも笑顔をモットーにしています。ちょっとしたことでも二人で笑いあえるような関係が理想です。
素敵な出会いがあればいいなと思っているので、よろしくお願いします。
3歳になる子供がいます。これまでシングルマザーで頑張ってきましたが、子供の成長を一緒に見守ってくれる方と出会いたいと思い、登録を決意しました。
理解のある方と幸せな家庭を築いけたら嬉しいです。
共感を得られる趣味
お見合いの際の話題つくりにもなるので、かなり重要です。
プロフィールを読んで共感を得られる部分というのは、信頼関係を築き上げるための重要なカギとなります。
奇をてらった趣味を書く必要はありません。読んだお相手が
- 面白そうな人だな
- もっと詳しく聞きたいな
と思うような内容がベターです。
おすすめは結婚後もカップルでお互いに楽しめそうな趣味を書くことです。
結婚相談所では、これといった趣味がない場合も「とくに趣味はありません」と書かずに、
- 一緒に楽しみたい
- 教えて欲しい
といった意欲的な姿勢を見せることを心がけましょう。
旅行やドライブなど、外に出かけることが大好きです。1年に1回は海外旅行にも行っています。
一緒に旅行やドライブを楽しんでくれる方と出会いたいと思っています。
野球観戦が趣味で、休みの日はよくスタジアムで観戦しています。大きな声で好きな球団の応援することが、ストレスの発散にもなっています。
野球が好きな方も、そうでない方も絶対に楽しめると思うので、ぜひ一緒に行きましょう。
結婚相談所のプロフィール「自己PR」の参考例文【200文字】
ここからは、自己PRの具体例を挙げていきます。そのまま使えるよう、200文字に収まるように作成しました。
自己PRは、単に自己紹介文を書けば良いというものではありません。
自己紹介を交えながら、あなたの性格や結婚観などアピールポイントを踏まえて自己PR文を書くことが大切です。
はじめまして、◯◯と申します。
仕事はデスクワークが中心ですが、休日はジムで爽やかな汗を流しています。運動後はついつい美味しいお酒や食事に手が伸びてしまいます。
おかげさまでエクササイズとお洒落なお店探しが得意になりました。
一緒に運動と美味しい食事が楽しめる方と出会えたら嬉しいです。
お互いを尊重し、支え合っていける方と、優しく穏やかな家庭を築きたいと思っています。よろしくお願いします。
わたしの強みは何事も前向きに考えるタイプで、くよくよ悩んだりせずすぐに気持ちを切り替えるところです。
友人や職場の同僚からは、天然だけどしっかり者で芯が強いと言われます。
サッカー観戦が好きで、お相手の方とぜひ一緒に試合の観戦に行きたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
子供とかかわる仕事に就いています。
やんちゃ盛りで手を焼くこともありますが、毎日子供たちの笑顔に癒やされています。
特技は料理で、定番のカレーからお酒のおつまみまで一通り作れてしまうので、レシピに困ることがありません。
外食よりもお家でのんびり食卓を囲む方が好きな方と出会えたら嬉しいです。
結婚したら、旦那様と子供たちの笑顔があふれる家庭にしたいと思っています。
ちなみに、結婚相談所大手のIBJメンバーズでは、サンプル会員のプロフィール例が閲覧できます。興味がある方は参考にしてみてください。
まとめ:自己PRはポジティブな自分を押し出そう
今回は結婚相談所のプロフィールをテーマに、お相手に興味を持ってもらうためのポイントと自己PRの例文まとめをご紹介しました。
結婚相談所の交際はお見合いや交際がメインでも、プロフィールは出会いのきっかけとなる大事な要素です。
第一印象を決定づけるプロフィールは、婚活成功のカギと言って良いでしょう。
希望条件を並べ立てたり、自分語りに終始していては、とても相手に選ばれるプロフィールにはなりません。
今回の記事を参考に、お相手が「会ってみたい」「お話してみたい」と思うようなプロフィールづくりに挑戦してみてくださいね。
【参考】婚活のプロフィールの書き方、完全版


