婚活パーティーは、参加したら多くの人に直接出会えるというメリットがあります。
その一方で、出会える人の数が多い分、婚活パーティー中や交際がスタートしてからもトラブルが発生しやすいです。
そこで今回は、婚活パーティーによくあるトラブルと、ストーカーされたときの対策について考えていきましょう。
ゴールインへの早見表
婚活パーティーのイベント中によくあるトラブル
婚活パーティー中には以下のようなトラブルが多いです。
- 規約の確認ミスによるトラブル
- 婚活パーティーのルールを知らないために発生するトラブル
事前に自分が参加する婚活パーティーについて、リサーチすることも大切になります。
婚活パーティー中のトラブルに巻き込まれないためにも、どんなトラブルがあるのか確認しておきましょう。
ここからは、婚活パーティー中によくあるトラブルについて解説していきます。
フリータイムでの言い争い
婚活パーティーでよくあるのが、フリータイムに異性を奪い合うことです。
フリータイムで自由に動ける形式の婚活パーティーの場合、人気のある参加者に異性が殺到することがあります。
そこで
- 話しているところを邪魔された
- 横から割り込んできた
という空気ができてしまい、険悪なムードになることが多いです。
フリータイム形式の婚活パーティーでは、自分のペースで婚活ができるというメリットがありますが、トラブルの元になることもあります。
対象法としては、参加者一人ひとりとじっくり会話ができる、個室ラウンジでの着席対面型スタイルの婚活パーティーに参加することも対処法のひとつです。
【参考】婚活パーティーを選びなおそう
カップリングシートの記入ミス
婚活パーティーの終盤になると、気になる異性の名前や番号を「カップリングシート」に書いて提出する「カップリングタイム」が設けられている事が多いです。
この際、相手の名前や番号を記入ミスしてしまい、カップリングの可能性を無駄にしてしまうこともあります。
勿体無いことにならないように、気になる異性の名前や番号は、あらかじめチェックしておきましょう。
【参考】婚活のプロフィールはしっかり書こう
婚活パーティーが終わった後によくあるトラブル
婚活パーティーで最もあるのが異性間のトラブルです。
相手と自分の認識の差がそのままトラブルに直結することが多く、勘違いによるトラブルが多発しています。
異性間のトラブルを減らすためにも、どのようなトラブルがあるかを確認しておくことが大切です。
ここからは、よくある異性間のトラブルについてご説明していきます。
カップリング=交際開始と勘違い
男性に多いのが「カップリング=交際開始」と勘違いして、一気に距離を詰めてくる人たちです。
婚活パーティーやお見合いパーティーでのカップリングは、あくまでも「次に二人でデートする権利を獲得した」ことに過ぎません。
じっくり関係を深めていこうという段階で、いきなり恋人の感覚で接することは、相手を不快な思いにさせることもあります。
- パーティー後にいきなり家に誘ってきた
- 終電まで連れ回されそうになった
場合などは、その場でご縁を切りましょう。
せっかくのご縁があってカップリングしたわけなので、交際相手となるまでにじっくりお互いの距離を縮めていきたいものです。
【参考】婚活の断り方を覚えておこう
参加条件無視、経歴詐称
だれでも気軽に参加できる婚活パーティーは、参加条件に当てはまらない人が入り込む余地があります。
たとえば
- 参加条件の年齢を大幅に上回る人が参加
- 「上場企業の会社員男性限定」のパーティーに職業を偽って参加
していたなどの事例があります。
結婚詐欺等のトラブルに発展する可能性もあるため、身元確認を徹底している婚活パーティーに参加するようにしましょう。
【参考】年齢制限がある婚活パーティーに参加できる?
カップル成立したのに連絡が取れなくなった
カップル成立後にもっとも多いトラブルが、音信不通になることです。
カップリングした相手と連絡先を交換したり食事の約束をしたもかかわらず、
- 突然連絡が取れなくなったり
- なんの前触れもなくメールやLINEがブロック
などをされたりします。
婚活パーティーに参加し、カップリングしたことのある人は、少なからず経験しているのではないでしょうか?
スマホが故障した、電波の届かないところに長期間いたということでも無い限り、殆どの場合は意図的に音信不通となります。
連絡を断つ側の心理としては、次のようなことが考えられます。
- カップリング後に冷静に考えてみたら、結局”ナシ”だった
- 恋愛や結婚に対しての本気度の差を感じた
- お断りしたいけど逆上されそうだから連絡をしない
- しつこく連絡してくるので無視した
- 断る理由が見つからないまま長いこと連絡とらなかった
- そもそも眼中にない
一見すると音信不通はマナー違反のように感じますが、相手も理由があって連絡を断つケースも多いものです。
相手を責めたくなる気持ちがあったとしても、まずは自分が相手を不快にさせたことはないかを考えた方が良いでしょう。
【参考】婚活パーティーでカップリングした相手から連絡がこない4つの理由
相手の男性が実は既婚者
参加者の身元確認が緩い婚活パーティーでは、たまに既婚者が紛れ込んでいるケースがあるようです。
実際にカップリング後に相手の男性に妻子がいたことが発覚し、トラブルに発展したという報告もあります。
参加資格の緩い婚活パーティーは気軽に参加しやすい反面、独身者を装った参加者が紛れ込んでいる可能性も考えられなくはありません。
トラブルを避けるのであれば、参加者に独身証明書などの書類の提出を、義務付けている婚活パーティーを選ぶと良いでしょう。
【参考】実際に参加した信頼できるパーティーはこちら
ヤリ目男性に騙される
カップリングした相手男性が交際や結婚が目的ではない、いわゆる肉体関係になることを目的としたヤリ目男だったというケースも多いようです。
婚活パーティーの参加者は、全員が結婚を意識した出会いを求めている人ばかりではありません。
だれでも気軽に参加できるタイプのイベントには、ヤリ目が紛れ込んでいる可能性があります。
実際に関係を持った後、一方的に連絡を断ち切られたというケースも報告されています。
真剣に結婚を考えている女性ほど、ヤリ目の男性に当たったときの、心理的ダメージは計り知れないものです。
真剣に結婚を考えている人たちが集まるイベントに参加するなど、自分の身を守るための対策をしましょう。
【参考】真剣な人に出会いたいなら結婚相談所も使おう
ストーカー被害に発展
婚活パーティーで出会った男性から、ストーカー被害を受けたという女性が少なからず存在します。
たとえばカップリングした相手の男性と交際を断ったところ、執拗にメールや電話がかかってくるなどの被害が報告されています。
カップリングの成立に関わらず、女性はそういったストーカー被害のリスクを考えたうえで婚活パーティーでの立ち振舞を考えたほうが良いでしょう。
実際に被害を受けたのであれば、警察に通報するなどの対策が必要です。
【参考】婚活パーティーのサクラバイトとは?
宗教やビジネスの勧誘
カップリングした相手、あるいは連絡先を交換した相手から、何らかの宗教やビジネスの勧誘を受けたというケースもあるようです。
相手が婚活パーティーに結婚相手を探しに参加しているのか、勧誘目的で参加しているのか、一見しただけではわかりません。
ただし、会話の内容などからある程度推測することはできます。
たとえば宗教の勧誘の場合、
- いま悩んでいること
- スピリチュアルなこと
などが話題になります。
ビジネスの勧誘の場合は、
- いまの給料について
- 欲しいものについて
などお金にまつわる話が多くなります。
実際に相手から勧誘を受けた場合は、たとえ恋愛感情があったとしても、丁重にお断りします。
しつこい場合は婚活パーティーの運営スタッフに通報しましょう。
婚活パーティーの主催者が原因のトラブル
婚活パーティー主催者側のトラブルは、滅多に起きりることはありません。
しかし、あなたがトラブルに巻き込まれた時の対応によって、状況が大きく変わるので、頭の片隅にでも入れて起きましょう。
ここからは、婚活パーティー主催側のトラブルについて解説していきます。
集計ミスでカップル成立
多くの婚活パーティーでは、パーティーの終盤で「カップリングカード」に気になった異性の番号を記入し、お互いに一致したらカップル成立となります。
このカップリングカードの集計をアナログな方法でやるような場合、まれにカップリングミスが発生することがあるようです。
規模が大きめの婚活パーティーだと、こういったミスが起こり得ます。
解決策としては、ある程度慣れたスタッフが運営する、実績のあるイベントに参加する方が良いでしょう。
キャンセル期限内にキャンセルしたのに運営会社が認めてくれない
多くの婚活パーティーでは、予約のキャンセルに期限が設けられています。
たとえば
- パーティー1週間前のキャンセルは、参加料金の50%返金
- 当日のキャンセルは返金不可
などです。
しかし、期限内にキャンセルを申し出たにもかかわらず、
- 申し出が認められずに参加費の返金がかなわなかった
- キャンセル料を請求された
というトラブルが発生するケースもあります。
とくに小規模の婚活パーティーで起こりうるパターンですので、なるべく信頼できる大手運営会社の婚活パーティーに参加するようにしましょう。
明らかに運営会社に非があるのに不利益を被った場合は、婚活トラブルの専門家である弁護士に相談することをおすすめします。
その際は、運営会社のホームページでキャンセルの規約を確認しておくと良いでしょう。
トラブル発生時の証拠として使うことができます。
婚活パーティーでトラブルやストーカー行為を防ぐ対策法
せっかく参加した婚活パーティーで不快な思いをしないためにも、婚活パーティーに参加する前の予防策が大切です。
ここでは、事前にできるトラブルに巻き込まれないための、対処法をご紹介します。
本人確認を実施している婚活パーティーを選ぶ
予約時や参加時にしっかりと本人確認を実施している婚活パーティーを選びましょう。
気軽に参加できるところでは、身分証明書の提示すらスルーできるところもあります。
これでは、変な人・最悪な人が参加者に混じっていても不思議ではありませんね。
運転免許証やパスポートなどで本人確認を徹底している会社が、運営している婚活パーティーであれば、安心して参加できます。
最低限、婚活パーティー内で何かあったとしても後追いで調査することができます。
婚活パーティーを予約する際には、本人確認が徹底されているかどうか、公式ホームページなどで確認することをおすすめします。
参加条件のある婚活パーティーを選ぶ
- 参加してみたらかなり年齢が上の人だった
- エリート社員だと自慢していたけど、実は無職だった
実際にこんな人と出会ったら、笑い話では済まされません。
最悪の場合、詐欺などの事件に巻き込まれることもあります。
この対処法としては、参加条件のある婚活パーティーを選ぶことが挙げられます。
年齢制限や職業限定、高学歴限定などの限定参加の婚活パーティーは数多くありますが、さらに
- 独身証明書
- 収入証明書
- 学歴証明書
などの各種証明書の提出を義務付けている会社の開催する婚活パーティーを選ぶと、最悪の事態を未然に防ぐことができます。
【参考】年齢別の婚活パーティーを紹介
参加料が安すぎないパーティーを選ぶ
婚活パーティーやお見合いパーティーでは、たいてい女性の参加費のほうが安く設定されています。
女性の参加費が安いこと自体は問題ありませんが、女性の参加費が無料だったり、男女ともにワンコインで参加できるようなパーティーでは注意が必要です。
参加費が安いということはだれでも気軽に参加できるということであり、それだけ真剣に婚活をしていない参加者が増えることになります。
参加費の高さは、婚活パーティーや参加者の質の高さの保証でもあります。
目安としては、最低でも1000円以上の参加料が設定されている婚活パーティーを選ぶようにしましょう。
【参考】婚活パーティーの料金相場
パーティーのコンセプトが自分の希望に合っているものを選ぶ
自分自身は真剣に結婚を考えているのに、「気軽に友達を作ろう」というコンセプトのパーティーに参加したところで、結婚相手になってくれそうな人を見つけるのは難しいでしょう。
婚活パーティーには、
- オーソドックスな一対一の着席スタイルの婚活パーティー
- イベントやゲームを楽しみながらの婚活パーティー
- 写真好きが集まる婚活パーティー
など、さまざまなバリエーションがあります。
出会いよりも人が集まるイベントに顔を出したいだけの人もいますし、主催者側で遊びに来ている人を取り締まることもありません。
自分の結婚への意志や真剣度と、婚活パーティーのコンセプトを照らし合わせて、自分に合ったパーティーを選ぶようにしましょう。
【参考】バツイチ特化の婚活パーティー
【参考】シニアにおすすめの婚活パーティー
トラブルがあった際には運営に報告
事前の準備は万端にして、いざ婚活パーティーに参加したら、最悪な人と出会ってしまった。
そんなときは、一人で悩まずに婚活パーティーの運営会社に通報するようにしましょう。
運営会社が的確に判断し対処できるよう、できるだけ情報は詳細に伝えるようにします。
通報者のプライバシーは守られますので、自分の身を守るためにも、不審なことがあれば遠慮なく連絡をすることが大切です。
プライバシー管理を徹底している運営会社を選ぶ
プライバシーマークとは、日本工業規格(JIS規格)に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等に使用を認める制度です。
つまり、プライバシーマークを取得している運営会社は適切に、かつ継続的に個人情報を保護している事業者と認められています。
企業側の体制がしっかりしていて、かつ個人情報保護の適切な取り組みができている婚活パーティーは人気があり、口コミやレビューの評価も高いものです。
婚活パーティーそのものの信頼性はもちろん、しっかりとした運営会社によって開催されているかどうかも判断基準となるでしょう。
まとめ:大手が運営している婚活パーティーに参加しよう
人と人が集まる婚活パーティーでは、何らかのトラブルが起こる可能性があります。
婚活パーティーに参加するすべての人が、真剣に結婚相手を探すことを目的に参加しているわけではありません。
今回ご紹介したトラブルやマナー違反については、いずれもあらかじめ対策をとることができます。
万が一自分がトラブルの当事者になった場合も、どのような行動が適切か冷静に判断できるように、今回の記事を参考にしてください
【参考】40歳以上はパーティーよりも婚活サイトがおすすめ