
- 婚活パーティーでは楽しく会話ができて、カップリングもできたのに、なぜかメールでは上手く行かない。
- メールが始まったら、相手のテンションが下がってしまって交際まで発展しない。
こういった経験や悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、婚活パーティーやお見合いパーティーでカップリングしたお相手と、心理的な距離を縮めるためのメール術をご紹介します。
普段からメールをしない、メールが苦手という方も、ぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
婚活パーティーのメールの役割
オーソドックスな婚活パーティーでは、カップリングした男女が連絡先を交換する連絡先効果タイムが設けられており、そこで電話番号やアドレス交換をします。
あるいは、参加者同士いつでも自由に連絡先が交換できるスタイルの婚活パーティーもあります。
ここで考えていただきたいのが、婚活パーティーで交換するメールの役割・目的です。
まず婚活パーティーでカップル成立したからといって、「恋愛関係になった」わけではありません。
あくまでもカップリングは「二人で会う権利を獲得した」だけで、メール交換は「次に二人で会うまでの連絡手段」にすぎません。
これを勘違いして、「恋人同士のようなラブラブなメールがしたい」という気持ちでやり取りを始めると、相手は警戒心を抱いてしまい失敗してしまいます。
連絡先交換後はダラダラとメールをするのではなく、早めに次のデートの予定を立てるとか、結婚に向けたお付き合いを始めていくといった意識が必要です。
メル友のように何週間、何ヶ月もメールだけのやり取りだけではカップリング成立の意味がありません。
婚活パーティーのメールは必ず次のステップにつながるように活用しましょう。
カップリング後の最初のメールを送るタイミング
連絡先を交換して最初のメールを送るタイミングは、「気持ちが盛り上がっているうち」です。
早ければその日のうち、遅くても次の日の朝までには送るようにしましょう。
その理由は、パーティーから1日2日空いてしまうと、気持ちが盛り下がってしまい、メールを送るのが億劫になってしまうからです。
ファーストメールの内容はシンプルなもので構いません。
- 昨日はお話できて楽しかったです
- カップリングできて嬉しいです
など、パーティーを振り返るような内容だと、相手から好感を得られます。
異性との距離を縮めるメール術
ここからは、婚活パーティーでカップリングした異性との距離を縮めるメール術のポイントを見ていきましょう。
思いやりの気持ちが伝わる内容のメールは、相手に良い印象を与えます。
感謝の気持ちを伝える
婚活パーティー後のファーストメールや、二人でデートした後のメールでは、必ず感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
カップリングの相手として自分を選んでもらったこと、楽しく会話してくれたことなどに対し感謝の気持ちを表すと、メールを受け取った相手から喜ばれます。
初デートのときに次のデートに繋がる話題が出たら、感謝の気持ちとともに、
- 連れて行ってほしい
- お誘いしたい
という要望を書くのも良いでしょう。
最初は敬語を使う
婚活パーティーではお互いに敬語で会話していたのに、カップリング後にメールでコミュニケーションを取るようになったら、途端にタメ語を使い出す人がいます。
まだ出会って間もないタイミングでは、お互いに距離感を測っている状態です。
そうであるにもかかわらず、いきなりタメ語を使われると
- 軽薄だな
- 馴れ馴れしいな
と思われてしまいます。
たとえ相手が自分より年下でも、最初は敬語を使うことをおすすめします。
敬語からタメ語にシフトするタイミングは、お互いの関係が深まっていくのを見計らいながらが理想です。
1回か2回程度、直接会って食事やデートができてからでも遅くありません。
メールの頻度は相手に合わせる
友達や知人とのメールと違い、婚活パーティーで出会った相手とのメールで悩ましいのは、送信や返信の頻度ではないでしょうか?
- マメに返信したほうがいいのか
- 1日に1件くらいでいいのか
など、人によってメールの頻度はさまざまです。
二人の間でメールの頻度にズレがあると、
- しつこい
- 冷たい
といったマイナスのイメージにつながるおそれもあります。
まだお互いに慣れないうちは、1日に1~2通というペースがベターでしょう。
朝の通勤前に「今日も一日頑張りましょう」、仕事の後に「今日もお疲れ様です」という何気ないあいさつのメールであれば、返信を強要しないので相手に負担がかかりません。
1度二人でデートに行って意気投合してからは、メールの頻度を相手に合わせることをおすすめします。
仲良くなったからと行って、相手の都合を顧みずメールを連投するのはNGです。
メールの頻度については、相手の生活スタイルや仕事の時間などを婚活パーティーやデートのときに聞いておくとよいでしょう。
質問をして話題を膨らませる
カップリングして連絡先も交換できたら、「たくさん話しがしたいし、相手のことをもっと知りたい!」という気持ちになるでしょう。
会話を盛り上げる最適な方法が、相手に質問をすることです。
婚活パーティーで時間がなくて聞き損ねたこと、もっと詳しく知りたいことなどをメールで質問すると、話題が膨らんでいきます。
ただし、一方的に質問攻めするのはNGです。
質問ばかりが書かれたメールを読んだ相手は返信が億劫になりますし、返事も単調になってしまいがち。
趣味について質問したいのであれば、まずは自分の趣味の話をする。
質問をする際は自分の話を書いてから相手に質問を投げるなど、まずは相手が読んで楽しくなる、返信したくなるメールを意識しましょう。
その際、メール1通につき質問は1つに絞るほうが、話題が散らかったり、聞きたいことが散漫になったりしません。
適度に絵文字・顔文字を使う
メールだからこそ活用したいのが、絵文字や顔文字といったカジュアルな表現です。
男性ではメールに絵文字・顔文字を使わないという人も多いですが、もしお相手の女性が使っているようであれば、ぜひこちらも使ってみましょう。
相手が絵文字・顔文字をメールに使っているということは、それだけ親しみを感じているということです。
メールの文章の感情表現したい部分に顔文字・絵文字を入れることで、ただの文字の羅列だったメールが明るく楽しいものになります。
ただし、相手がメールに絵文字を使わないタイプの人なのに、絵文字・顔文字たっぷりのメールを送るようなことは控えたほうがいいでしょう。
温度差の違いに相手が引いてしまって、メールが続かなくなることもあります。
こんなメールのやり取りはNG
メールの活用術を見てきましたが、ここで注意すべきメールのマナーやルールについても押さえておきましょう。
駆け引きはしない
婚活パーティー後のメールのやり取りでは、頻度と同じように返信のタイミングに悩む人も多いもの。
- すぐにメールに返信したら、暇な人と思われないだろうか?
- 間を空けたら『興味がないのかな』と思われてしまわないだろうか?
会って間もない相手だからこそ、返信のタイミングが難しいと考えがちです。
メールはいつ読んでも、いつ返信しても良いものだからこそ、なるべく早めの返信を心がけましょう。
- 仕事中にメールが届いていたら、仕事が終わって寝る前までに返信する
- 寝ている間にメールが届いていたら、朝起きてから返信する
遅れた際は、
- 仕事中でした
- 遅くなってごめんなさい
といった一言を添えるのも忘れないようにしましょう。
相手の気を引くために意図的に返信を遅らせるような「駆け引き」は、相手がこちらのことを好きになってくれている段階でないと逆効果です。
返信の催促をしない
メールのやり取りで、主に女性から挙がる声として「男性のメールの催促がしつこい」というものがあります。
男性の中には、メールを送ったにもかかわらず、女性から返信がないと
- どうして返信してくれないんですか?
- 僕のこと嫌いになったんですか?
などと連投する人が意外と多いようです。
メールと同じように、最近ではLINE(ライン)アプリがコミュニケーションツールとして普及しています。
「既読スルー」という言葉があるように、LINEでは相手がメッセージを見たことを示す「既読」が付くことで、ますます返信が待てない人が多くなっています。
女性から返信がなくて焦る気持ち、不安になる気持ちは十分に理解できますが、かと言ってしつこく返信を催促するようなメールは女性にプレッシャーを与えるだけです。
相手には相手の都合やスケジュールがあります。
また、婚活パーティー以外で出会った男性とやり取りをしている可能性もあります。
お互いに彼氏・彼女の関係でない以上、お相手の女性が誰とメールしようが自由です。
それを無視して自分の都合だけを先行させるメールはやめましょう。
2~3日待っても返信がない場合はご縁がなかったと諦めて、別の出会いを探した方が良いでしょう。
長文を送らない
メールはLINEのようなチャットアプリに比べて、あまり文字数を気にならない連絡手段です。
しかし、知り合って間もない相手とのメールやりとりで、長文を送ることは控えるべきです。
まるでブログのような長文のメールでは、相手に
- 重い
- 読むのが億劫
といったマイナスの印象した与えません。
伝えたいことがたくさんある場合はいったん自分の中で内容を整理して、メール1通ずつ小出しにした方が良いでしょう。
あらかじめ電話番号を交換しておいて、電話で伝えるというのも一つの手です。
まとめ
1日に1~2回のメールでも、マナーを守ったやりとりをすれば、お相手との距離を縮めていくことは可能です。
結婚を真剣に考えて婚活パーティーに参加したのであれば、やはり直接会うことを重要と考え、メールはあくまでも
- デートまでのつなぎ
- 会えない時間の連絡手段
であることを心がけましょう。
ダラダラとメールをすればするほど、お互いの関係は「メル友どまり」になってしまいます。
今回の記事でご紹介した活用術の中には、メールだからこそ使えるテクニックもあります。
しっかり活用・実践して、意中のお相手と仲良くなりましょう。