婚活パーティーでは身だしなみやファッションと同じように、男女の会話が重要視されます。
ルックスが優れている人、高収入な人、憧れの職業に就いている人が有利と思われがちですが、実際の婚活パーティーでは、お互いの相性やフィーリングが合う人の方がカップル成立しやすいということが言えます。
しかし、婚活パーティーで出会う相手はほとんどが初対面。
「緊張して上手く話せなかったらどうしよう?」と不安を抱える人も少なくないでしょう。
今回の記事では、婚活パーティーで盛り上がる話題、異性を惹きつける会話テクニックについて考えていきましょう。
ゴールインへの早見表
婚活パーティーで役立つ会話テクニック
婚活パーティーのメインは参加者同士で2~3分間会話をする自己紹介タイム、あるいは自己紹介後に気になる異性と話をするフリータイムです。
つまり、異性との会話で盛り上がれるかどうかがカップリングのカギを握っています。
婚活パーティーのエクシオが行った調査によると、「お見合いパーティーでお会いした相手について、どんな事に印象がのこっていますか?」という質問に対し、第1位の「容姿」に次いで「話した内容」との回答が多いという結果が出ています。
婚活パーティーは初対面同士が出会う場である以上、容姿やファッションが相手にもっとも印象を与える要素です。
それに次いで、話した内容が相手への印象につながるということは、どれだけ容姿が優れていても、相手に
- 話がつまらなかった
- 何を話したか覚えていない
と思われたら、カップリングは難しいということでもあるのです。
トークタイムやフリータイムで気になる異性に好印象を持ってもらうために、婚活パーティーで役立つ会話術を学んでいきましょう。
事前にプロフィールカードをチェックしておく
パーティーが始まる前に、あらかじめ自分のプロフィールカードをチェックしておいて、何を話すか、どんな会話ネタで盛り上がれるかをシミュレーションをしましょう。
事前に話すことが決まっていれば、いざご対面となったときもスムーズに会話ができますし、相手がだれでも楽しい雰囲気を作り出すことができます。
婚活パーティーで記入することになるプロフィールカードやプロフィールシートは、自己紹介のツールだけでなく、会話の取っ掛かりとなるものです。
とくに会話の話題になりやすい
- 趣味
- 休日の過ごし方
は、事前に何を書くかじっくり考えるようにしましょう。
ファーストコンタクトは笑顔であいさつ
エクシオのアンケート結果を見ても分かるように、第一印象はトークの内容よりも強烈に記憶に残ります。
たとえトークが盛り上がったとしても、表情がイマイチだったら、カップリングで選ばれることはないでしょう。
それほど第一印象で相手に好感を持ってもらうことは重要なのです。
異性にモテる人ほど、このファーストコンタクトのコツを理解しています。
婚活パーティーで席に着くときは、先に座っている相手の目を見て笑顔であいさつをしましょう。
これがしっかりできていれば、最初の掴みはOKです。
たとえトークがとぎれとぎれになったり、沈黙の時間があったとしても、第一印象が良ければ十分にカバーできます。
とくに男性は女性の笑顔に魅力を感じるものなので、初対面の相手で緊張していても、明るい笑顔を心がけましょう。
お互いの共通点を見つける
あいさつが済んだら、まずはお互いのプロフィールカードを交換します。
ここで最初にやっていただきたいのが、お互いの共通点を見つけることです。
共通点があるということは、同じ話題で盛り上がる可能性があるということです。
たとえば二人の趣味が「映画鑑賞」で一致したら、好きな映画の話で盛り上がれますね。
共通点があることで親近感が湧きますし、印象にも残りやすくなります。
カップリングのときも何の共通点もなかった人より、何か共通の話題で盛り上がった人のほうが選ばれやすいものです。
趣味や休日の過ごし方が話題になりやすい
趣味や休日の過ごし方は共通点が見つけやすいため、会話を盛り上げたい時の話題として最適です。
プロフィールカードに趣味や休日の過ごし方を書くときも、話題として広がりのあるものを書くと良いでしょう。
たとえば、休日の過ごし方として「エステ」や「ヨガ」などを書く女性は多いです。
しかし、これを会話のキッカケにしようとしても、男性でエステやヨガに詳しい人、興味のある人はほとんどいません。
- 休日はエステに行かれてるんですね
- 肌がキレイですもんね
で会話が途切れてしまって、変な間が空いてしまいます。
男性ウケのいい女性の趣味のひとつに「料理」があります。
会話が料理の話になると、ほとんどの場合は得意料理について聞かれるはずです。
そこで得意料理をだれかに振る舞ったエピソードだったり、得意料理になるまでに努力したことなどを踏まえて会話をすると、非常に盛り上がります。
プロフィールカードに趣味や休日の過ごし方について書く際は、相手が会話の取っ掛かりにしやすい内容を意識的に書くという方法もあります。
「趣味も休日の過ごし方もとくに書くことがない」という人でも、何をしているときが一番楽しいか、家にいるときはなにをしているかを思い出して書くようにしましょう。
ヘアスタイルやファッションを褒める
プロフィールカードの記載内容の話題が尽きたら、相手のヘアスタイルやファッションを褒めてあげましょう。
女性は男性のスーツの着こなしやネクタイの柄など褒めると良いでしょう。
男性は女性のネイルや笑顔を褒めると好印象です。
だれでも異性から褒められると嬉しいものです。
- おしゃれですね!
- センスがいいですね!
などと大袈裟に褒める必要はありません。
さりげなくポイントを褒めることで、相手も気づいていない魅力を引き出すことになります。
身だしなみやファッションの話題は会話が途切れたときだけでなく、ファーストコンタクトでお互いのプロフィールがまだわからないタイミングでも使えます。
「聞き上手」も好印象
女性でも男性でも、自分の話をしっかりと聞いてくれる人には好感を持ちます。
相手が話しているときはしっかりと耳を傾け、適度に
- そうなんですね
- いいですね!
など相槌を打つようにしましょう。
相手の話に驚いて見せたり、声のトーンを変えたりして、リアクションを意識することが大切です。
また相手が言ったことに対して、「◯◯なんですね。それはたしかに面白そうですね」というように、反復してさらに自分の意見を付け加えるオウム返しをすると、「ちゃんと話を聞いてくれている」と好印象です。
会話は話をしている人だけで作り上げるものではありません。
聞き手もしっかりと相槌を打ち、リアクションを返すことで、楽しい雰囲気ができあがります。
もちろん、聞き役に徹するだけではダメです。
短い会話時間内に自分のことも話し、相手の話も聞くというバランスを心がけましょう。
言葉遣いにも意識する
街コンや合コンなどのカジュアルなイベントと違って、婚活パーティーはより真剣に結婚を考えている人たちが集まる場所です。
会話内で盛り上がったとしても、馴れ馴れしい、友達感覚のトークは控える必要があります。
難易度の高いトーク術を身につけるよりも、もっとも手っ取り早く会話の印象を高める方法は、きれいな言葉遣いを意識することです。
言葉遣いはその人自身の心のあらわれとも言われています。
自分は取り繕っているつもりでも、聞き手の受け取り方次第では
- 上から目線
- 圧迫感がある
と感じられる言葉を無意識に使っているケースもあります。
堅苦しい表現を使う必要はありません。
正しい敬語を使う、相手を気遣う言葉を選ぶなど、会話の基本から意識していけば、自然と印象の良い言葉遣いになります。
婚活パーティーでNGな話題
婚活パーティーは初対面の男女が出会い、コミュニケーションを通じてお付き合いするかどうかを決める場です。
そこには社会人として、大人として守るべきルールとマナーがあり、会話の話題も同じです。
ここでは、婚活パーティーではNGとされる話題や注意ポイントを見ていきましょう。
婚活パーティーの体験談
意外と知らずのうちに話題にしてしまうのが、他の婚活パーティーの話です。
たしかに婚活パーティーの参加者同士ですので、婚活をしている、婚活パーティーに参加しているという共通点はあります。
しかし、多くの人が「お見合いパーティーや婚活パーティーに何回も参加している」ということに触れられたくないものです。
さらに、自分から他の婚活パーティーに参加したときの話をするのもNGです。
相手が自分に興味を持ってくれている場合、この手の話題は
- 他の人でもいいんだ
- 私のことには興味がないんだ
と思われてしまいます。
複数の婚活パーティーに参加することは決して悪いことではありませんが、一対一で会話しているときくらいは、目の前の相手の気持ちを考えるようにしましょう。
婚活の状況は会話のきっかけになりやすいですが、あまり触れられたくないという人も少なからずいるので、とくに聞く理由がないのであれば、会話の話題に挙げないことをおすすめします。
聞かれたくない個人情報
婚活パーティーのプロフィールカードには、それぞれ
- 年齢
- 職業
- 趣味
などの情報を記載する項目がありますが、項目にない個人情報をしつこく聞くのはNGです。
代表的なものとしては、
- ご両親はどんなお仕事をされているんですか?
- 職場はどのあたりなんですか?
- 年収はおいくらなんですか?
などです。
婚活パーティーで初対面の人に自宅や職場を詮索されていい気分にはなりませんし、親や兄弟など家族のことについて聞かれると余計な警戒心や不信感を抱いてしまいます。
もちろん、こういった話題は婚約が決まったタイミングであれば問題ありません。
要はまだお互いにことをよく知らない段階で、個人情報について詳しく聞こうとするのは適さないということです。
過去の恋愛経験
- 今まで何人とお付き合いされたんですか?
- 恋人と一番長くて何年続いたんですか?
など、好きになった相手の過去の恋愛経験は興味深い話題です。
しかし、過去の恋愛経験は初対面の人に無神経に聞かれたくないNGワードと言えるでしょう。
彼氏・彼女の関係であれば何の問題もありませんが、出会ってすぐの段階で聞くことはデリカシーが無いと言わざるを得ません。
自分の過去の恋愛経験を話すことも、場合によっては自慢話に聞こえたり、自虐ネタのようになって相手を不快にさせる可能性大です。
お互いの過去の恋愛経験に振れるのは、関係を深めてからでも遅くはありません。
まとめ
婚活パーティーやお見合いパーティーで、初めて会う相手との会話はどうしても緊張してしまいます。
- 何を話せばいいのか
- 緊張して上手く話せなかったらどうしよう
ということばかりを考えてしまいがちですが、気になる異性とのカップリングを目指すなら、会話の内容だけでなく、第一印象やリアクションも重要です。
たとえ会話がスムーズに行かなくても、ファーストコンタクトの笑顔が良かったり、相手の話をしっかりと聞いているという姿勢を示すことができれば、相手に好印象を与えることができます。
ぶっつけ本番で初対面の人と会話するのは上手く行かないことのほうが多いので、事前にしっかりとシミュレーションして、余裕を持って会話するようにしましょう。