結婚相談所で使われる釣書（つりしょ・つりがき）ってどういう意味？

結婚相談所において、「釣書」という言葉は、会員のプロフィールや要望を魅力的にアピールするための自己紹介文を指します。つまり、自分を良く見せるために工夫して書かれた文書のことを指します。

結婚相談所では、会員同士がお互いのプロフィールを閲覧し、相手を知り合うきっかけとして釣書が重要な役割を果たします。自分の趣味、興味関心、性格などを適切に伝えることで、相手の目を引き、共通の興味を持つ相手と出会いやすくなります。

「釣書」という言葉は、釣り餌を使って魚を釣るように、相手の興味を引くことを意図しています。つまり、魅力的な自己紹介文を書くことで、相手に興味を持ってもらい、交流が始まる可能性を高めることが狙いです。

釣書の書き方には個人のアプローチがありますが、誠実で自分らしい表現を心がけることが大切です。自分のポジティブな面を強調しつつ、過度に盛ったり誇張したりせず、相手との共通点や将来の希望などを正直に伝えることが大切です。

結婚相談所の成功には相性やコミュニケーションが重要ですが、釣書は最初の印象を与える重要な要素となります。自分を知ってもらうきっかけとして、真摯な姿勢で釣書を書くことが望ましいでしょう。

なお、釣書（つりしょ・つりがき）という言葉は主に関西で用いられ、関東では「身上書」という風に呼ぶことが多いようです。