婚活で避けて通ることができないのが、連絡を取り合った人との交際や結婚を断ること。
婚活では、メールやLINEでお断りをするので、対面で伝える必要はありません。
しかし、相手を傷つけたくないという優しさから、どのようなメールを送るのが良い断り方なのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、
- 婚活で断る時の基本マナー
- 婚活で相手を傷つけない断り方5選
- きれいに別れるお断りメールの書き方&例文
などを解説していきます。
お断りメールに悩む時間をなくして、次の出会いに進みましょう!
ゴールインへの早見表
婚活やお見合いで相手を傷つけない5つの断り方
婚活やお見合いのお断りをする際は、断る理由を伝える必要があります。
理由がないお断りメールは失礼になってしまいますし、相手の方が諦めきれず思わぬトラブルにもなりかねません。
とは言え、相手が納得する理由を考えるのは難しいですよね。
ここでは、婚活で相手を傷つけない5つの断り方を例文付きで解説します。
断る理由が決まっている方は、次の「婚活やお見合いのお断りメールの書き方」をご覧ください。
1.結婚後の将来設計が合わないから
結婚をしたら「どこに住みたいか?」「子供は欲しいか?」「仕事は続けたいか?」など将来設計が一致してなくては幸せな結婚生活を送っていけません。
このような考え方の不一致なら男性も受け入れてくれやすいので、正直に伝えて大丈夫ですよ。
残念な気持ちを交えながら思いを伝えることで、スッキリ別れられる断り方です。
一緒に過ごす時間はとても楽しかったです。でも、私は結婚してからも仕事を続けたいと思っているので、結婚したら専業主婦をしてほしいという〇〇さんの希望に応えることはできません。今回はお断りさせてください。
2.価値観が合わないから
価値観が合わないことも、断る理由にしてOK。あなたが価値観が合わないなと感じている時は、お相手の男性も同じように思っている可能性大です。
この場合は、具体的な出来事を伝えることで意外とスムーズに別れられます。相手も納得しやすい断り方ですよ。
何度かお会いするうちに、私と〇〇さんは性格が合わないなと感じまたのでお断りさせてください。〇〇さんは、優しくてプレゼントも買ってくれてうれしかったのですが、少しお金の使い方が気になってしまいました。
3.他に良いなと思っている人がいるから
「他の人を好きになってしまった」という理由は、実は失礼になりにくい断り方です。
婚活では、同時に何人かと会っているのは一般的なこと。なので、他に良い人がいると伝えても大丈夫ですよ。
相手も何人か会っているはずなので理解してくれるでしょう。
実は他に良いなと思っている人がいます。このまま○○さんと会うのは失礼だと思うので、お断りさせてください。
4.休日が合わないので別れたい
休日が合わないというのは、明確な理由なので断りやすいですよね。休日が合わないというのを避けるためにも、プロフィール欄にあなたの休日を明記しておくのも大切です。
嘘をつくとばれてしまうので、かならず正直に伝えるよう注意して使いたい断り方です。
お話をさせていただき、素敵な人だなと思いましたが、休日が合わないのでお断りさせてください。
5.仕事が忙しいので、付き合う時間が取れない
仕事を理由に断るのも、鉄板中の鉄板。特段断る理由が浮かばないときの最終手段に使いましょう。
婚活で再開してしまうときまづい思いをしてしまうので、最後の一手として使いたい断り方です。
結婚をしたいと思い婚活をはじめていましたが、実際にしてみると、仕事が忙しくてなかなかお付き合いをする時間が取れません。デートなどもできずご迷惑をおかけしてしまうので、今回はお断りさせてください。
素敵な人に会えない方は婚活方法を見直してみよう!
「婚活を始めたけど、なかなかいい男性に出会えない…」という方は婚活方法を見直してみるのもおすすめです。
・本気の婚活なら『youbride』
6ヶ月以内の成婚率60%と非常に高い婚活アプリ。本気度が高いユーザーばかりなので、きっと素敵な人が見つかります。初月無料で使えるので、気軽に試してみましょう!
公式サイト
・バツイチの再婚なら『マリッシュ』
再婚を応援している婚活アプリ。再婚希望者、もしくはバツイチに理解があるユーザーしか登録していません。女性は完全無料で利用できますよ。
公式サイト
・初めての結婚相談所なら『楽天オーネット』
いま会員数が急増している人気の結婚相談所です。人気の理由は、リーズナブルな料金プラン。公式サイトで無料の婚活診断ができるので試してみてください。
公式サイト
婚活やお見合いのお断りメールの書き方
婚活をお断りする理由を決めたら、お断りメールやLINEを作成しましょう。
ここでは、実際にお断りメールを作る際の構成の説明します。
断ることが悪いことではありませんが、少なくとも失礼のない断り方にしてくださいね。
メール・LINEを使った婚活の断り方
今までのやり取りへのお礼
まずはこれまで時間をとってやり取りしてくれたお礼は伝えましょう。
短い長いに関わらず、少なくとも貴重な婚活の時間をあなたのために割いてくれたことは確かなので、素直に感謝しましょう。
特に何度か会っている場合はできるたけ具体的な感謝を込めて、テンプレートのようにならないようにしましょう。
断る理由
相手に納得してもらうためにも、断る理由は必ず入れてください。
ただし、必ずしも正直に書く必要はありません。
会った際にルックスがどうしても生理的に受け付けないという場合でも、
- 価値観に開きを感じました
- 将来一緒にいるイメージがつかめなかった
などと言った方が無難です。
曖昧な理由に感じるかもしれませんが、失礼に受け取られる内容を具体的に書く必要はありません。
お断わり
先ほども書きましたが、断りの部分は短くてもいいので必ず盛り込むようにしてください。
よくあるのが、断る理由まで書いて結論が書かれていないケース。
断る理由だけであればどうとでもポジティブに解釈することができるので、断りの解釈しかできない文言を入れましょう。
「今回はお断りさせてください」とはっきり断る内容を、必ず添えるようにしてください。
申し訳ありませんが、あなたとの結婚を考えることができません。ズルズルと関係が続いてしまうのもお互いにとってよくないと思うので、今回はご縁がなかったということにさせていただければと思います。
【参考】お断りまでサポートしてくれる結婚相談所はこちら
婚活やお見合いのお断りメールで使える例文
メールの書き方はわかったけど、文章を考えられない…。という方のために、婚活やお見合いのお断りメールの例文を用意しました。
例文と合わせて、気を付けるポイントも紹介するので参考にしてください。
相手との関係性によって適切な内容が変わってくるので、今回は3つのタイミング別に紹介します。
婚活のお断りメールで使える例文
お見合いやデートで実際に会う前
お見合いのご提案ありがとうございます。○○さんとやり取りを始めてから数週間になりますが、その間楽しい時間を過ごさせて頂きました。
○○さんのお話は勉強させていただくことも多く、将来のビジョンもしっかり持たれている方なので私自身とても刺激になりました。
しかし、○○さんが思い描くビジョンにどうしても自分がマッチするイメージがわきませんでした。
お誘い頂いたことは本当にうれしいのですが、今回はお断りさせてください。
忙しい中で私とのやり取りする時間を作っていただきありがとうございました。
○○さんがビジョンにマッチする素敵な人と出会えることを心から願っております。
婚活サイトや婚活アプリをしていると実際に会うまでに連絡がとれるので、会う前にお断りのメールを入れることもあります。
できれば会ってから判断した方がいいのですが、メールの時点で絶対に合わないと判断した場合には、実際に会うことを提案された時に断りのメールを入れましょう。
このタイミングでは、簡単な断り方で済ませても大丈夫ですよ。
お見合いやデートで一度会った後
本日はわざわざお時間を頂きありがとうございました。また、お店を選んでいただいた上に、ご馳走までして頂きありがとうございます。
メールでやり取りしていた時とは違い、実際に声が聴くとまた印象が違い楽しい時間を過ごすことができました。
しかし、本日直接話したことで○○さんとは結婚に対する考え方や、未来の方向性に対する考え方に開きがあると感じました。
このまま一緒にいてもお互いに苦しくなってしまうのではないかという不安を感じました。
私が至らないが故の不安ではありますが、今回はご縁がなかったということにさせてください。
せっかくお時間を頂いて遠方から来ていただいたのに申し訳ありません。
○○さんに今後いいご縁があることを心から願っています。
実際に婚活相手に会うと、断る時も顔が思い浮かぶので、断るのに勇気が必要になりますよね。
1回会っただけではなかなか相手のこともわかりませんし、できれば2回目も会ってほしいとは思いますが、1回目で絶対に無理と判断した場合はすぐに断りましょう。
これまでのお礼や、断る理由が具体的にわかるような断り方がベストです。
複数回会った後
いつも忙しい中で、デートの時間を作って頂きありがとうございました。お会いするたびに、○○さんの話に刺激を受け、勉強になりながらも楽しい時間をすごすことができたことに感謝してます。
しかし、何度かお会いしてお互いの価値観や将来像を話しながら、どうしても埋まらない溝のようなものを感じました。
お友達としてはこういう溝も受け入れて、お互いを高めあう関係を築けるかとも思いましたが、実際に家族となって夫婦関係を築くとなるとどうしてもイメージがわきません。
○○さんが考える理想の家庭を作っていくには私ではどうしても至らないように感じましたし、それがお互いのストレスになってしまうのではないかと思えてなりません。
なんども私のためにお時間を作って頂いてお断りするのも心苦しいですが、今回は縁がなかったということでお許しください。
本来であればお会いしてお話することですが、顔を見てしまうとうまく言葉がまとまらない気がするため、このような方法になってしまい申し訳ありません。
仕事が忙しいなかでデートプランを考えてくれた上に、私のわがままにも付き合ってくれた○○さんの優しさが心にしみています。
今後○○さんに素敵な出会いがあって幸せな家庭を築けることを心から願っています。
これからは別々の道を歩むことになりますが、これまでの心遣いに感謝しています。
ありがとうございました。
複数回会った相手を断るのは、とても大変です。
相手の方が結婚を意識している可能性が高いため、中途半端なお断りメールでは納得してくれません。
それでも、あなたに気持ちがないのに関係を続けていても、相手を困らせてしまうだけ。
そのため、今後二人の関係の発展が望めないようであれば、できるだけ早めに断りの連絡を入れるようにしましょう。
断りの連絡を入れるときは、これまで時間を作ってくれた相手に感謝の気持ちを表すことがポイントです。
婚活やお見合いを断る時の注意点
最後に、婚活やお見合いの断り方で注意すべきポイントについて解説します。
婚活は人生を左右するイベントなので、トラブルになりやすいのも事実。気を付けて断らないと思わぬ事件に発展しかねないので、注意点を理解しておきましょう。
婚活やお見合いを断る時の注意点
断るときは可能な限りすぐに断る
婚活では、可能な限り早くお断りの連絡をするようにしましょう。
結論を先延ばしにするのは絶対にやってはいけない断り方です。
待たせる時間が長くなれば長くなるほど、相手は無駄な時間を過ごすことになりますよね。
婚活においてスピードとタイミングは非常に重要。あなたが悩んで返事を送らせた時間は、それだけ相手が次に行くのを送らせていることになることも考えましょう。
例えば、お見合いの時点でで「この人はないな」と感じたら、お見合い後のメールやLINEでお断りをしましょう。
この時注意して欲しいのは、判断してからの行動を早くすることは大切ですが、判断自体を早めるわけではないこと。
1度会ったからといって相手のこともよくわからないうちに断っていては、出会いの幅を狭めることになります。
相手の上辺だけを見て判断するのはもったいないので、ある程度の時間をかけて相手の魅力を探し、断ると決めたら早めにメールを送るのが婚活での賢い断り方ですよ。
曖昧にせず、はっきりとわかるように断る
相手を傷つけたくないないという思いから、曖昧な表現でお断りのメールを送る方もいますが、これも絶対にNGな断り方です。
「察してよ…」という気持ちもあると思いますが、受け取った方からするとどう受け取ったらいいのか分からなくなります。
例えば「価値観の違いを感じました」というメールに対して、お断りメールと受け取る人もいれば、これからその開きを埋めていきましょうと受け取る人もいるのです。
特に、婚活をしている人は恋愛経験が少ない人も多いので、異性とのコミュニケ―ションに慣れておらず、あなたにとっての普通が通じないことはよくあります。
曖昧なお断りメールの表現は、余計に関係をこじらせる結果になるので注意しましょう。
断ることは相手を傷つけることではないので、安心してくださいね。
【参考】トラブルにならないようにしよう
まとめ:婚活やお見合いは失礼にならない断り方を心がけよう!
離婚のハードルが下がっているとはいえ、結婚を選ぶことは人生を左右する大きな決断の一つです。
そのためこの人で本当にいいのか、この人を手放したらこれ以上の人にはもう会えないのではないかと不安になることもたくさんあります。
しかし、大切なことはあなたがどんな判断をするかよりも、決断したあとにどのような行動をとるかです。
断ることは不安と恐怖が戸惑いますが、決断した後は迷わず、失礼の無いように断りのメールを送りましょう。
【参考】婚活サイト選びを見直してみよう
【参考】結婚相談所のおすすめはこちら