婚活サイトを利用していく上で、メールで相手に好印象を与える、メッセージ交換から二人きりのデートに発展させることが、婚活成功の第一歩となります。
- メールを送ったのに返事がない
- メールのやり取りをしていてもいつも返信がこなくなってしまう
そんな悩みをお持ちの方は、1通目のファーストメールから見直す必要があります。
ファッションや身だしなみが見た目の第一印象なら、ファーストメールは文章の第一印象です。
ファーストメールで相手に返信したいと思わせるほどの魅力がなければ、それ以上関係が進展することはありません。
今回は婚活サイトで相手に好印象を与え、返信率をアップさせるファーストメールのコツと、ファーストメールを送る際の注意点をご紹介します。
ゴールインへの早見表
婚活中のメールの役割とは

婚活中のメールの役割は、お相手と直接会う約束をすることです。
二人で食事やデートを繰り返すことで、お互いに結婚に向けて真剣に交際したいという気持ちを盛り上げていきます。
メッセージのやりとりはお互いに「会ってみたい、会ってもいいかな」という印象アップを図り、デートに誘うことが目的なのに、そのあたりを勘違いして、恋人同士のような内容のメールを送ったり、マナーを無視したメールを送っていては、相手に不快感を与えるだけです。

婚活サイトのメール機能の役割を踏まえて、相手に好印象を与えるファーストメールの攻略法について見ていきましょう。
ファーストメールで返信率がアップする方法


マッチング後の二人の関係が進展するかどうかはファーストメールにかかっていると言っても過言ではありません。
お相手から返信をもらうために、ここではファーストメールで返信率がアップする方法をお伝えします。
挨拶となぜメールを送ったのかを伝える
マッチングしたら、なるべく24時間以内にメールのやりとりを開始することが理想です。
間が空いてしまうとメールの往復が億劫になったり、興味が薄れてしまいます。
まずは初めましてのあいさつと、マッチングした理由、なぜメールを送ろうと思ったのかを伝えます。
このとき、相手のプロフィールと自分のプロフィールを見比べて共通点があれば、その内容について質問するとお相手も返信しやすくなります。
はじめまして、◯◯(自分の名前)と申します。「いいね」していただき、ありがとうございます!
▲▲(相手の名前)さんはマンガが趣味なんですね。
最近読んでハマった作品はありますか?
何か面白い作品はないかと探しているので、ぜひお話聞けたら嬉しいです!
はじめまして、◯◯(自分の名前)と申します。マッチングしていただき、ありがとうございます!
▲▲(相手の名前)さんは毎日お料理されているんですね。
どんなお料理が得意なんですか?
私も趣味のレベルですが料理が好きなので、ぜひお話を聞いてみたいです。
ファーストメールで奇をてらった内容を送る必要はありません。
一般常識として最初はあいさつをすること、お相手のプロフィールを読んで共通点をアピールすること、返信しやすいように質問をすること、メールを送ろうと思ったきっかけを短くまとめればOKです。
メールの文体や絵文字・顔文字を使うかどうかは、お相手のプロフィールの雰囲気から察して整えると良いでしょう。
気をつけていただきたいのが、どれだけ丁寧なファーストメールを送ったとしても確実に返信が来る、次のメールがスムーズにできるとは限らないということです。
マッチングしたからと言っても、
- いいねをもらった義理でこちらもいいねした
- 忙しくて今はメールのやり取りをする余裕がない
- 他に気になる異性がいるのでそちらを優先したい
など、お相手にも事情があることは肝に銘じておきましょう。
簡潔な文章にする


婚活サイトにはメールが苦手な人もいます。
ファーストメールからあまりにもボリュームのある文章は、相手が返信をためらってしまいます。
自分主体の長文メールはプレッシャーになりますし、どんな返信をしたらいいのかわからなくなってしまいます。
基本的に「1通のメールに付き話題は1つ」がスマートです。
1通のメールの中に趣味のこと、仕事のこと、休日の過ごし方など自己紹介をあれこれ盛り込みすぎると相手も混乱してしまいます。
先ほどのメール例文のように200文字程度に要件をまとめ、だれとっても読みやすい文章を意識してメールを作りましょう。
敬語を使う
マッチングしたお相手が自分より年齢が下のケースが多い男性側は、特に意識すべきポイントです。
相手が自分より年下の人であっても、ファーストメールは必ず敬語の文章で書きましょう。
どれだけ歳が離れていても、相手からいきなりタメ語で話しかけられて不快感を感じない人はいません。
丁寧な敬語のメールであれば、アプローチの謙虚さや誠実さが伝わり、好感が得られます。
敬語からタメ語へ移行するのは、お互いに距離感が縮まってきたタイミングや、仰いてから「敬語を使わなくても大丈夫ですよ」と言われたタイミングでOKです。
おすすめできないファーストメール


婚活では第一印象がマッチングやカップリングの成功の重要な要素であるように、メールのやり取りもファーストメールの印象がカギを握っています。
ここからは、ファーストメールでやるべきではないことNGメールをお伝えします。
メールのマナーが守れていない
婚活情報サイトのまりおねっとに寄せられた口コミを見ると、
- 最も多いありえないメールは、他に気になる相手ができたといって一方的に関係を終わらせようとするメール
- 『今日は洗濯したよ』と日記みたい。それにどう反応したらいいか考えて疲れてしまいました
など、相手のメールのマナーの悪さにうんざりしたという経験者が少なくないようです。
婚活サイトでマッチングしたお相手でも、マッチングした時点では赤の他人からちょっと気になる会員くらいの関係性しかありません。
当然ながら、友達や恋人とするようなメールのやりとりはNGで、最低限のマナーを守る必要があります。
定型文通りの文章


あまりにも面白みのないメール、教科書通りのメールでは、複数の異性とやり取りをしているお相手には気持ちが伝わりません。
- なぜ自分にメールを送ってきたのか
- メールでどんな話がしたいのか
が全くわからないため、お相手も返信に困ってメールが続く可能性は限りなくゼロになるでしょう。
はじめまして、◯◯と言います。友達から勧められて、良い出会いががあればと思い登録しました。
興味を持っていただけたら嬉しいです。
良かったら返信ください。
はじめまして。プロフィールを読んで気になったのでメールしました。
よかったらLINE交換しませんか?
よろしくお願いします。
メールの本文をコピペして大量送信
複数の異性とメールのやり取りをしているからと言って、当たり障りのないテンプレートのメールをコピー&ペーストして大量に送信するのも、お相手に誠実さや気持ちが伝わらないのでNGです。
- だれにでも同じ内容のメールを送ってそう
- とりあえず返信がもらえればいいと思ってそう
というように、お相手から良い印象を受けることはありません。
婚活において多くの異性と出会うチャンスを掴む積極性は評価されますが、当然ながらお相手一人ひとりと真剣に向き合う必要があります。
たとえ多くの人にメールを送る場合でも、1通1通相手のプロフィールに合わせた内容のメールを丁寧に作成しましょう。
相手のことを考えない一方的な内容


婚活のメールのやり取りはお互いのことを知るためのコミュニケーション手段です。
普通の会話でお互いに話題を出し合ったり、お互いに質問をしたりして話題を膨らませていくのに対し、メールで一方的に自分のことだけをアピールしたり、相手を質問攻めにして自分のことは何も話さないと言ったメールは、相手に良い印象を与えません。
- 自己中心的なタイプの人
- 自分のアピールで必死
といったマイナスのイメージを持たれてしまいます。
すぐに会いたがる
とくに男性で注意したいのが、ファーストメールでいきなり「会いたい」旨を伝えることです。
男性のなかにはメールが苦手な人、メールよりも直接会って話がしたいという人がいますが、婚活サイトはメールでお互いの信頼関係を築いていくことが最初のミッションです。
女性側は男性よりもネット婚活でのやりとりに慎重なので、まだマッチングしたばかりで相手のことを何も知らない男性から早々に直接会うことを希望するようなメールは、女性を警戒させてしまいます。
婚活サイトで活動する女性会員の人は恋愛に奥手だったり、慎重だったりする人が多いので、まずはメールで仲良くなることを目指して、タイミングを見計らってからデートのお誘いをしましょう。
共通の趣味や価値観でお互いに親近感が湧いて打ち解け合えたら、デートに誘うことも難なくできるようになります。



まとめ
婚活サイトで相手に好印象を与え、返信率をアップさせるファーストメールの書き方のポイントについてお伝えしました。
普段の生活でメールやチャットを利用してコミュニケーションを取ることが多いと、どうしても自分のペースや自分なりのやり方が身についているため、婚活サイトのメールのやり取りでも「自分流」でやってしまいがちです。
婚活サイトでマッチングしたとはいえ、お互いに顔写真とプロフィール以外に情報がない、ほぼ「赤の他人」状態です。
そんなお相手にいきなりタメ語で話しかけたりマナーを欠いた話題を振ったりすると、当然ながら良い印象を与えることはできません。
マッチングサイトのファーストメールは服装や身だしなみと同じように、第一印象を決定づけるものです。
最初の段階で相手に、
- 良い人そうだな
- もっとメールしたいな
と思ってもらうためにはどんなメールを送ればいいかを考えて、今回の記事を参考にファーストメールを作り上げましょう。