実際に交際をスタートし、お互いを深く理解しはじめると意識するのが「プロポーズ」ではないでしょうか?
しかし、プロポーズを行う際に気になるのが、タイミングや言い回しです。
- まだ早すぎるのではないか?
- どのようにきり出せば良いのだろう?
このようなことを考えながら、断られのではないかと、想像しなかなかプロポーズまでたどり着けないものではないでしょうか。
婚活においてプロポーズ長く付き合うことで結婚生活が上手くいくと考えている人もいれば、短期間で相手を見極めたほうが、結婚の可能性が高くなると考える人もいるでしょう。
今回は、婚活からプロポーズするまでの期間やタイミングについて、アンケート調査などを参考にしながら、どのくらいの期間で結婚を決断するべきなのかを考えていきたいと思います。
ゴールインへの早見表
交際期間の最適は?
まず考えたいのは、「交際期間は長いほうがいいのか、短いほうがいいのか」ということ。
20代を過ぎると、世間一般的には結婚適齢期と言われる時期に差し掛かります。
この時期になると、恋人との結婚を意識する人も多いのではないでしょうか?
多くの人が
- いつになったらプロポーズしようか
- どのくらいあれば結婚できるか
という悩みを持つようになります。
交際開始から結婚までの期間が短いと、
- まだお互いのことを十分に理解できていない
- 結婚してから相手の嫌なところが見えてきそう
などといったリスクが先行します。
そのため、結婚したいという気持ちはあっても、不安を抱えたままダラダラと交際期間が長引いてしまうこともあります。
では、「結婚までの期間が長い方が、幸せな結婚生活を送れるか」というと、これもまた違います。
たしかに交際期間が長くなることで、
- お互いのことを十分に理解できたうえで結婚できる
- 一緒に居て居心地が良くなるから、幸せな結婚生活が送れる
などのメリットが考えられますね。
しかし、
- 結婚前に相手の嫌な部分に気づいてしまう
- 恋人関係が当たり前になって、プロポーズのタイミングを逃してしまう
などのデメリットもあります。
結婚までの期間が長ければ長いだけ、幸せな結婚生活が送れるというわけではないようですね。
では、婚活からプロポーズするまでの期間やタイミングは、どのくらいがベストなのでしょうか?
婚活サービスを提供する会社などが行った調査などをもとに考えてみましょう。
【参考記事】婚活相談所の真剣交際から成婚に向けて気をつけること▽
一つの目安としての「交際期間3ヶ月」
日本最大の結婚相談所ネットワーク日本結婚相談所連盟によれば、「お見合い後の交際期間はお見合い日から3ヶ月間がルール」とされています。
参考:http://www.ibjapan.com/manners/
結婚相談所で婚活をスタートして、お見合いが成立してからの交際期間を「仮交際」と言います。
この間は複数交際も許されていて、お食事デートを重ねたり、電話やメールで連絡を取り合ったりして結婚相手となる人を見極めます。
この時点ではあくまで仮交際なので、二人きりの旅行や婚前交渉は禁止されています。
お互いに「結婚してもいいな」と思ったら、結婚相談所に「成婚」の報告をします。
「成婚」とは婚約ではなく、結婚を約束した上で婚活を終了することです。
それ以降の交際は「真剣交際」となり、いわゆる彼氏・彼女の関係になります。
この間に親に紹介したり、プロポーズをしたりと、結婚に向けて準備を進めていく流れになります。
ここまでの交際期間を、日本結婚相談所連盟では約3ヶ月と定めているわけです。
この3ヶ月という期間、結婚を決断するには短いように思われるかもしれません。
結婚相談所を通じて交際を始めたカップルは、すでに交際相手の仕事や収入、結婚生活に関する希望、プライベートや趣味など諸々の情報をお互いに把握した上でお付き合いを始めます。
つまり、「交際前から相手のことを知っている前提」なので、このように短い交際期間となっているのです。
しかし、これはあくまでも結婚相談所が提示している目安。
婚活サイト・アプリや婚活パーティーなどの他の婚活サービスではこのような制約はなく、婚活で出会った男女が必ずしも3ヶ月以内に結婚の意志を固めなくてはならないというものではありません。
【参考記事】婚活の独自ルール「仮交際・本交際・成婚」とは?▽
プロポーズは1年前後がタイムリミット?
結婚相談所を通じて出会ったカップルの場合、平均して交際期間6ヶ月から1年ほどでプロポーズをする方が多いようです。
婚活は結婚相手を見つけるための活動です。
相手の職業や年収、趣味や家族構成など詳細のプロフィールがあらかじめわかったうえでデートを重ねているため、自由恋愛と比べるとかなり早めにプロポーズをすることになります。
プロポーズは男性側からすることが多いでしょうから、早すぎると感じたり、プレッシャーを感じたりするかもしれません。
しかし、女性は出産や仕事など、結婚で環境が大きく変わるケースが多いため、プロポーズのタイミングを長々と引き伸ばすのはNGです。
交際期間が1年を超えそうになると、女性は不安をおぼえます。
どうしてもプロポーズまで1年以上がかかりそうなら、お相手とよく話し合って不安を解消してあげる気遣いが大事です。
【参考記事】結婚相談所の平均活動期間と早く結婚するために大切なこと▽
世代によって大きく異なる結婚までの期間
「プロポーズは1年前後」という目安についてご紹介しました。
これはあくまでひとつの目安で、この期間までに結婚すれば特別に幸せになるとか、プロポーズが決まりやすいとか、そういったことはありません。
一番良いのは、パートナーとの関係だったり、二人がいま置かれている環境を見据えて、結婚するタイミングを見つけることです。
結婚までの期間は世代によっても大きく異なります。
ここからは、世代ごとに見る、プロポーズするまでの期間について考えていきましょう。
20代男女のケース
20代は男女ともに仕事のキャリアを積んでいく時期です。
とくに20代前半であれば、結婚はまだまだ先の話と捉える人も多いでしょう。
株式会社ゼクシィがカップルに行った結婚についての調査では、「交際スタートから結婚を決めるまでどのくらいでしたか?」という質問に対し、20代は「1年から2年の間」と回答した人が全体の20%と、もっとも多かったようです。
20代はまだまだ結婚するチャンスにがあるという余裕から、交際期間が長いと考えられますね。
20代は仕事のキャリアを積みながら、プライベートも充実させたいと考えています。
恋人との関係をじっくり深めていくのは良いことですが、恋人関係から夫婦関係になることの変化に対するプレッシャーで、なかなか結婚の踏み切れないカップルも少なくないようです。
どこかでけじめをつけないと、ダラダラと交際期間だけが過ぎていく可能性があるので、しっかりとプロポーズのタイミングを見極める必要があります。
【参考記事】婚活で同時進行はあり?なし?▽
30代男女のケース
次に、30代のケースを見ていきましょう。
先ほどのゼクシィのアンケートによれば、30代の結婚を決めるまでの交際期間は「6ヶ月以下」という回答がもっとも多かったようです。
30代は仕事にも慣れ、ある程度のキャリアを積んでいるため、経済的にも余裕が生まれます。
さらに、男女共にこれまでの恋愛経験から、
- 自分にはどんな人が合うのか
- どんな人なら結婚しても大丈夫か
ということが把握できています。そのため、交際から結婚までがスムーズに行く傾向にあるようです。
一方で、女性は出産のリミットを意識する年代でもあります。
長く付き合えば付き合うほど、リスクも大きくなっていくということがわかっているため、刺激的な相手との出会よりいも、一緒に居て心地の良い相手を選びます。
ただし、30代は周囲の人たちも既婚者が増え、結婚への焦りも生まれてきます。
そのため理想と現実のバランスを考えながら婚活に取り組み、短い期間で効率よく最良のパートナー選びをする必要があります。
【参考記事】結婚相談所の成功事例!▽
https://yume-con.net/archives/541/
40代男女のケース
40代での結婚は世間的に「晩婚」と言われる時期になります。
40代で未婚の人は、30代に比べて、より結婚に対する焦りを感じます。
また40代の女性であれば、出産に対してのリスクも高くなるため、「子どもを持つ、持たない」といった人生に関わる決断も必要になってきます。
先ほどのゼクシィのアンケート調査では対象となっていませんが、40代は経済的にもすでに十分な余裕があるため、交際期間は短く、長くても6ヶ月前後が上限と考えられます。
この年代になると、なかなか「お試しで交際」もできなくなります。
相手を選り好みしていては、婚期を逃す可能性もあります。
年齢のことも考えて、最初から「付き合うなら結婚が前提」という条件付きになることが多いようですので、短期間で結婚相手を見極める判断力が求められます。
プロポーズをする際の3つの注意点
実際にプロポーズをする際に気になるのが、相手が本当に喜んでくれているかに集約します。
プロポーズの際に相手に対して、ムードも雰囲気もなく
- とりあえず結婚するか。
- 相手も結婚したいと思っているでしょ。
と、考え自分本位にプロポーズすることは100年の恋が冷めてしまっても、全く文句をいえません。
そんな人生における一大イベントであるプロポーズを行う際の、注意点を解説していきます。
①シチュエーション
場所、雰囲気、シチュエーションはプロポーズをする上で、欠かせない要素です。
レストランの食事中や家でゆったり過ごすているとき、ディズニーランドのシンデレラ城の前等、おすすめのプロポーズのシチュエーションはありますが、最も重要な事はパートナーの嗜好に合わせる事でしょう。
パートナーが人混みが苦手で、落ち着いた場所を好むのであれば、ディズニーやレスストランでのプロポーズより、公園で星空を眺めながら二人きりの空間でプロポーズをしてもらう方が気持ち的に受け入れやすいです。
自分のプロポーズの価値観を押し付け相手に対して、「これなら絶対喜ぶはずだ」とイメージだけで想像するのはやめた方が良いでしょう。
②伝え方
プロポーズを伝える際に気になるのが、自分のエゴを押し付けていないかです。
相手の事を考えず、これなら伝わるだろうといった思い込みで伝えるのは、どのような関係においてもトラブルを招きます。
ある程度一緒に居た仲だし、これで伝わるだろうといった過信は結果的にお互いの関係にヒビを生じさせるので、プロポーズする際には、一度友人などに相談してみるのも一つの手段です。
また、対面で伝えず、電話やLINEなどのSNSで伝えるのも最悪です。
相手からすれば、
- こんな大切なことも会って伝えられないの?
- 本気でプロポーズしているの?
と、いった不信感の原因に繋がるので絶対やめましょう。
【参考記事】婚活パーティ後に告白するベストなタイミング!▽
③プレゼント
プロポーズといったら初めに思い浮かぶのは指輪ではないでしょうか?
ここ最近では、物より気持ちが大切であるという考えかたが浸透してきており、指輪でなくとも、
- 花
- 時計
- 手紙
などの、比較的安価な物であるが、実用性があり相手のことを考えて送ったプレゼントが喜ばれる風潮にあります。
また、事前に話合い、気持ちが大切なのでプレゼントはあえて用意しないケースなども存在しますが、ここには落とし穴があり、なくて大丈夫=欲しくないという事ではないのです。
誰だって、自分のために用意してくれたプレゼントは嬉く思うので、プレゼントを選ぶ際は相手に合わせて選ぶことが最も重要でしょう。
まとめ:相手本位のプロポーズが大切!
今回は婚活からプロポーズするまでの期間やタイミングについて考えてきました。
記事に書いたプロポーズまでの期間やタイミングは、あくまで一般的なデータであり、必ずしも「データに合わせれば幸せな結婚ができる」というものではありません。
交際期間が長くなることで結婚への意識が薄まることもあれば、短い交際期間でもお互いの相性が良ければ、幸せな結婚生活を送れることもあります。
ダラダラと交際を続けてプロポーズのタイミングを逃すことこそ、もっとも避けたいリスクです。
交際するお相手としっかり家族との関係や将来設計を話し合って、お互いにとってベストなタイミングでプロポーズできるようにしたいですね。
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