「結婚相談所は結婚までにどれくらいの期間が必要か?」と、結婚相談所を利用する中で一度は意識した方も多いでしょう。
結婚相談所で活動するからには、早く理想のパートナーを見つけたいと、誰もが考えます。
そこで今回は、結婚相談所の結婚までの期間を考えながら、どうすれば短い期間で理想の相手を見つけ出し、結婚できるかについて解説!
ゴールインへの早見表
結婚相談所での結婚までの段階別期間
婚活サイト・アプリや婚活パーティーといった婚活サービスと異なり、
結婚相談所には、
- お見合いから交際
- 交際から成婚
までの各段階が明確に分けられています。
とくに「仮交際」「本交際」は結婚相談所の独特なルールになるので、まずはそれぞれの違いやルールについて把握しておきましょう。
仮交際と本交際の違い
お見合いをした男女が共にOKすれば、
- 連絡先を交換
- デート
などができる「交際」へと進むことに。
結婚相談所の交際には「仮交際」と「本交際」の2種類があり、それぞれルールが異なります。
このルールを理解しないで交際を始めるとトラブルの原因になることもあるので、しっかりと仮交際、本交際について把握しておきましょう。
仮交際中にできること・やるべきこと
お見合いで意気投合したらお互いに連絡先を交換し、仮交際がスタートします。
仮交際中は
- お互いに連絡を取り合ってやり取りしたり
- デートの約束をして二人っきりで会ったりする
ことなどができます。
仮交際はあくまでも「交際相手のことをよく知るための期間」であって、交際という体裁ではあっても、この時点ではお友達関係であることを理解しておく必要があります。
この期間は複数のお相手と交際が可能ですので、「何人ものお相手と交際するのは気が引ける…」などと思わず、積極的にデートを重ねて結婚相手にふさわしい人を吟味しましょう。
何度かデートを重ねたら、本交際へ進むお相手を1人に絞ります。
仮交際から本交際へと進むタイミングに明確な基準などはありませんが、多くの会員の方が、1ヶ月から3ヶ月くらいを仮交際期間にあてているようです。
プロポーズと同じように、男性から女性へ本交際へと進む意思表示をするべきです。
その後、結婚相談所に本交際へ進むことを伝えたら、正式に本交際がスタートします。
【参考記事】仮交際・本交際・結婚までの期間を徹底解説▽

本交際中にできること・やるべきこと
仮交際中に決めた1人のお相手と、結婚を前提とした交際をスタートすることを本交際、あるいは真剣交際とも言います。
本交際をスタートするときはお互いに同意したうえで、結婚相談所の担当仲人やアドバイザーに報告する必要があります。
自分は本交際のつもりでも、相手がまだ仮交際で複数の相手とやり取りをしていたら、お互いの意思疎通ができていないことになり、トラブルの原因となる可能性も。
多くの場合、本交際に進んだカップルは1ヶ月から3ヶ月程度で結婚を決めるようです。
あくまで交際期間は平均値ですので、気にする必要はありません。
焦ってお相手との関係を悪くするようでは本末転倒です。
「焦って決断する」と「早く決断する」は別物!
交際中にじっくりと結婚の将来設計が立てられれば、短い期間で婚約に進むことも不可能ではありません。
【参考記事】婚活からプロポーズするまでの交際期間やベストなタイミング▽



結婚相談所における交際期間3か月ルールとは


全国の結婚相談所が加盟する結婚相談所連盟IBJでは、すべての会員に仮交際の期間を原則3ヶ月とするルールを定めています。
参考:日本結婚相談所連盟
3ヶ月というリミットがあるほうが、交際期間を延々と続けてお金や時間を消耗することもないので、決断の後押しにもなっています。
せっかく意気投合して交際が始まったのに、結婚に踏み切れず交際を解消することになったら、お金も時間ももったいないですよね。
もちろん、3ヶ月で結婚が決められなかったとしても、退会させられるようなことはありません。
また、結婚相談所によっては3ヶ月ルールを設けていないところもあります。
あくまでも3ヶ月ルールは会員を縛るものではなく、結婚を後押しするものと理解しておけば良いでしょう。
成婚したことを結婚相談所に伝えて退会する
結婚が成立することを「成婚」と言います。
成婚となったカップルは結婚相談所に成婚したことを伝え、成婚料を支払って退会という運びになります。
多くの結婚相談所では、
- 退会後もご両家の顔合わせや結納
- 結婚式のプランニング
など、結婚にまつわるイベントのサポートを提案してくれます。
【参考記事】結婚相談所をスムーズに退会する方法!退会理由や注意点を徹底解説▽
https://yume-con.net/archives/660/
結婚相談所で婚活している人の平均活動期間
結婚相談所の6割以上の方が1年以内に結婚相談所での婚活を終了させています。
もちろん、これはあくまでも目安なので、結婚相談所の婚活を1年以内に終了させなければならないということではありません。
しかし、婚活の期間が長くなればなるほど、いつまでも成婚できない「長期会員」として敬遠される可能性が出てきます。
結婚相談所の会員の年齢はおおよそ、男性で30代~40代、女性で30代が中心となっているため、何年も婚活を続ける時間の余裕はないと考えたほうがいいでしょう。
ある結婚相談所の統計では40代での成婚率は10%以下というデータも出ています。
婚活が長引く人というのは、自分の理想を高く掲げすぎて条件に合う異性が見つからないというケースが非常に多いようです。
ある程度の妥協をすることで一気に成婚へ向かうケースもありますので、厳しすぎる条件を設定して婚活することはリスクが高いと考えたほうが良いでしょう。
【参考記事】活動時間を伸ばさないためにも、自分が結婚できない人の特徴にあてはまっていないか確認しよう▽
https://yume-con.net/archives/532/
結婚相談所での平均期間は気にするべき?
結論から言うと、交際期間やデートの回数などで結婚相手を判断するのは避けるべきです。
- 交際期間が短いうちにプロポーズされたら不安に思う
- 結婚相手を見極めるには長く付き合った方がいい
という意見もあるでしょうが、結婚相手の決め手は人それぞれあります。
例えば、結婚の決め手に以下のようなことも存在。
- 第一印象で直感的に
- 一緒にいて居心地がいいから
- 価値観が似ているから
- 自分を認めてくれるから
- 趣味が合うから
- 体の相性が合うから
- 浮気しなさそうだから
交際期間やデートの回数のように、数字では測れないことが結婚の決め手となることがほとんどなのです。
交際期間の短いor長いという判断基準は、相手がどうこうというよりも、あなたの中で結婚の意志が固まっていない可能性もあります。
どうしても交際期間が気になるようであれば、担当の婚活カウンセラーに相談してみることをおすすめします。
プロのカウンセラーが長年にわたって多くのカップルを見守ってきた経験をもとに、的確なアドバイスをしてくれますよ。
結婚相談所の契約期間に気をつける!
交際期間の短い or 長いは気にするべきではない、という話をしましたが、結婚相談所の契約期間は常に意識しておきましょう。
結婚相談所で婚活を始めた場合、成婚となるまで延々と登録し続けられるものではありません。
契約期間は結婚相談所によりけりですが、多くの場合が1年、長くて2年とされています。
契約期間を無制限としている結婚相談所でも、月々の会費を考えると、2年3年と続けていくには経済的に大きな負担がかかります。
契約期間が1年なら、「その1年間で必ず結婚相手を見つけて成婚する」という目標を立ててから取り組むことをおすすめします。
万が一契約期間内に成婚とならなかった場合、同じ結婚相談所で延長するとどうしても「長期会員」として敬遠されるケースが増加傾向。
その場合は別の結婚相談所に入会して、
- 新しい担当仲人
- 新しい会員
などの、新たな環境で出直すといいかもしれません。
あるいは、婚活サイト・アプリや婚活パーティーなどの婚活サービスに再起をかけるというやり方もあります。
結婚までの期間を短くするには
交際から結婚に至るまでの期間は人によりけりですが、年齢や年会費のことを考えると、決して「交際期間は長い方が上手くいく」とも言えません。
とくに女性は仕事や出産など結婚後で生活環境が大きく変わるので、2年3年と婚活を続けることで不利になるケースも考えられます。
では、短い交際期間でも幸せな結婚を迎えるにはどうすればいいのでしょうか?
結婚したい人のイメージを明確にする
「結婚相談所に入会したのになかなか良い相手が見つからない」という人は、自分の中で結婚したい理想の人のイメージが固まっていないケースが多いと考えられます。
「もっと良い人」とひとくちで言っても、実際に具体的な理想像を説明できる人がどれくらいいるでしょうか?
もっと良い人を探し求めている本人ですら理想像が明確になっていないために、「もっと良い人」「もっと良い人」の繰り返しで一向にお見合いも交際もできない負のスパイラルに陥るのです。
そんなときこそ、結婚相談所の担当仲人やカウンセラーに相談して、あなたが結婚したい相手の理想像を明確にしましょう。
明確な判断基準に基づいた「理想のお相手像」があれば、いろんなタイプの相手を紹介されてもブレることがありません。
プロフィール内容と写真は重要
結婚相談所に入会したら最初に作成するプロフィールと顔写真。
これらは相手をよく知るための手がかりであり、理想の相手に選ばれるための武器になります。
たかがプロフィールと軽く考えずに、ひとつひとつの項目に真剣に向き合いましょう。
プロフィールには、
- 名前や年齢といった基本情報
- 趣味や自己PR
- さらには結婚の価値観、結婚後のプラン
などの項目があり、お見合い前に相手にアピールできる唯一の手段です。
極端な話、プロフィールが誰の琴線に触れなかったらお見合いすらまともにできません。
プロフィールを作成するときはプロフィールを読むお相手のことを想像して、「選ばれるプロフィールづくり」を心がけましょう。
プロフィールを書くときは素直に、かつ謙虚に自分をアピールすることが、お見合い、引いては婚活を成功させるカギとなります。
【参考記事】これを読めばできる!結婚相談所のプロフィールの書き方完全ガイド!▽
https://yume-con.net/archives/1086
結婚を見極める最低限のラインを決める


結婚相手にふさわしい相手を選ぶとなると、どうしてもあれこれ条件を付けがちですが、これだと結婚へのハードルが非常に高くなってしまいます。
それよりも、結婚を見極める「最低限のライン」を決めて、それを満たしている相手と結婚すると考えた方がより短い期間での結婚が実現できます。
例えば、以下のような男性を結婚相談所で探すとなると、条件に当てはまる男性は非常に少なくなってしまいます。
- 30代
- 身長は175cm
- 年収は1000万円
- 都市部に住んでいる男性
一方で、以下のように緩めに条件を設定すれば、お相手の選択肢も幅広くなりますし、譲れるところ、譲れないところも明確になります。
- 40代以下
- 年収は最低500万円以上
もちろん、最低限のラインは漠然と設定するのではなく、結婚後の将来設計から導き出されたものである必要があります。
【参考記事】結婚相談所で「高望み」のアラサー女性が結婚できない理由▽



できるだけ多くの人に会ってみる
「仮交際中は複数のお相手と会うことができる」と述べたように、仮交際中であればできるだけ多くの人と会って、より良い結婚相手を見つけるべきです。
あくまでも、結婚相談所の仮交際は恋人関係ではなく友人関係に近い状態です。
ルールがそれを認めている以上、お金や時間が許す限りは積極的に複数のお相手とお付き合いしてみることをおすすめします。
- お金
- 性格
- 価値観
など、人によって相手に求める条件は異なります。
できればタイプの違う複数の相手と交際し、自分が本当に結婚相手に求めているものがその人にあるかどうかを確認していきましょう。
まとめ
今回は結婚相談所に入会してから結婚するまでの期間と、短い期間で理想の結婚を迎えるための具体的な方法、心構えについてご紹介しました。
入会したからには、自分から行動を起こす必要があります。
婚活は積極的に行動した人が、理想のお相手と出会うチャンスを掴むのです。
結婚までの期間が短いか、長いかはあなたの努力と意志で変わります。今回の記事を参考に、ぜひあなたの婚活を充実させてくださいね。
【参考記事】大手結婚相談所のおすすめ人気ランキング!▽


