婚活ハック

結婚相談所で出会った遠距離カップルが成婚するコツ。遠距離婚活の会う頻度を解説

  • 地方だから婚活しても良い出会いがない。都会の人と遠距離で出会える?
  • 今は東京在住だけど、いずれ地元に帰るつもりだから地元のお相手と交際したい

婚活と言えば、自分が住んでいる場所の近隣の人が対象になることがほとんどです。お見合いやデートの都合を考えると、両者の住んでいる地域が近いほうが何かと便利ですね。

一方で、昨今は婚活サイト・アプリやネット型結婚相談所など、インターネットを利用したネット婚活が主流になってきたこともあり、遠方の方と出会って結婚するカップルも増えています。

人口の少ない地域にお住まいの方が同じ地域に住む異性の中からパートナーを選ぶとなると、どうしても選択の幅が狭くなってしまいます。

ネットを利用すれば、婚活相手の対象を全国に広げられるため、必然的に結婚の可能性も高くなりますよね。

しかし、実際のところ「遠距離カップルの交際は難しそう」というイメージがあるのではないでしょうか?

今回は遠距離カップルの婚活をテーマに、結婚相談所で遠距離カップルが成婚する方法について考えてみたいと思います。

遠距離婚活の実態

婚活サービスを提供している楽天オーネットが25歳から34歳までの男女計224名を対象に行った遠距離恋愛に関する意識調査では、次のような結果が出ています。

  • 「遠距離恋愛になっても交際を続けたい」と答えた20代男性は55.4%、30代男性は58.9%
  • 「遠距離恋愛を経験してみたい」と答えた男性が20.6%であったのに対して、女性は12.8%

参考:https://onet.rakuten.co.jp/company/release/2016/20160322.html

調査結果を見ると少数派ではあるものの、遠距離恋愛をしたいという方、遠距離恋愛になっても交際を続けたい人は一定数いるようですね。

結婚相談所でカウンセラーをされている方のお話を聞いてみると、

  • 東京の方と結婚して、東京で暮らしたい
  • 将来的には首都圏を離れて自然の多いところで子育てをしたい

という条件で婚活をする地方在住の女性も少なくないそうです。

しかし、遠距離恋愛を経験したことがある方ならわかるかと思いますが、遠距離婚活には交通費や直接会える頻度などのリスクが大きくのしかかってきます。

では、遠距離カップルがゴールインするためにはどういった点に気をつければいいのでしょうか?

遠距離カップルが成婚するポイント

遠距離カップルが成婚するポイントここからは、遠距離カップルが成婚するポイントを、地方在住で東京の男性との結婚を希望する結婚相談所の女性会員をモデルケースとして考えてみましょう。

1回の上京につき複数のお相手と会う

1回の上京につき複数のお相手と会う遠距離婚活で必ず浮上する問題が交通費です。

1回の上京で1人のお相手とお見合いして返ってくるようでは、交通費がいくらあっても足りません。

仮にお見合いが上手く行かなかった場合のリスクを考えると、金銭的にも精神的にもかなりのダメージとなります。

ただでさえ、結婚相談所の高額な入会金や月額費用の負担があるのに、1回の交通費で何万というお金が飛んで行くと、婚活のモチベーションの低下にもつながります。

そこで、遠距離婚活では1回の上京につき、複数の男性会員の方と会うことをおすすめします。

婚活は契約期間内にどれだけ多くの人たちと会う機会を持ったかで、出会いのチャンスが広がります。お見合いした人、お付き合いした人が多いほど、必然的に成婚へと結びつく確率も高くなります。

しかし、普段仕事などがある場合、長期滞在はできません。

滞在時間が短いぶん、スケジュールは非常にタイトになりますので、事前にお相手の男性たちに他の人とも会うことを伝え、理解を得ておく必要があります。

結婚相談所によっては、会員同士の婚活パーティーを開催しているところもあります。

多くの人が集まる婚活イベントを上手く利用すれば、無理なく複数のお相手と会うことができるので、遠距離婚活をされている方におすすめです。

メールや電話で気持ちをつなぎとめておく

メールや電話で気持ちをつなぎとめておく遠距離婚活ではお相手と会う回数が少なくなる分、会えない期間のコミュニケーションが非常に大切です。

距離が遠いと、どうしてもお互いの気持ちが揺らぎがちです。先ほどの楽天オーネットの調査を見ても、遠距離恋愛の不安要素に「気持ちのすれ違い」が挙げられています。

結婚相談所の仮交際の段階では、複数の異性と同時進行でお付き合いをすることも可能です。

メールや電話などでお相手の気持ちをつなぎとめておかないと、「遠距離の人と付き合うのは難しいな…」など、自分以外の交際相手を優先されることも考えられます。

そのため、会えない期間はメールやLINE、通話によるこまめな連絡が安心感とモチベーションの維持につながります。

連絡を取る際は文章や会話の長さよりも、頻度を重要視しましょう。「ザイオンス効果」といって、人は接触頻度が高ければ高いほど心理的な距離が縮まるとされています。

直接会える時間が少ないからこそ、会えない時間を大切に考えることが、遠距離婚活を成功させるポイントです。

相手に自分のところに来てもらうことはしない

相手に自分のところに来てもらうことはしない意外に思われるかもしれませんが、最初から相手に自分のところに会いに来てもらうことはおすすめしません。

女性よりも収入に余裕があるであろう男性に会いに来てもらったほうが、「交通費の節約になる」「相手の自分に対する本気度が測れる」といったメリットも考えられそうです。

しかし、男性側にそこまでやってもらうと、交際を断りにくくなるというデメリットがあります。

移動にかかる費用を節約するためにお相手に協力してもらうのであれば、お互いの済む地域の中間地点で会うことをおすすめします。

結婚相談所の交際は、結婚相手に相応しい人を見極めるためのものです。たとえ遠距離で交際していても、性格や価値観が合わないと感じたら、交際をお断りすることも考えなければなりません。

人生のパートナーを選ぶ大事な婚活だからこそ、冷静に相手を見極めましょう。

担当仲人・カウンセラーのアドバイスを参考にする

担当仲人・カウンセラーのアドバイスを参考にするけら遠距離婚活ではどうしてもお相手と会う頻度が少なくなってしまいます。交通費やスケジュールの調整などを考えると、1人のお相手につき月に1回デートができればいいほうでしょう。

結婚相談所によっては交際期間を原則3ヶ月とするルールを定めています。どうしても3ヶ月以内に決断ができないときは担当者にアドバイスを仰ぎ、交際期間の延長を申し込むのも一つの手です。

自分の住まいに近い相手との婚活より難易度が高いぶん、遠距離婚活ではより担当仲人やカウンセラーとの連携を密にしましょう。

まとめ

今回は結婚相談所で遠距離婚活を成功させるためのポイントについて解説してきました。

遠距離婚活は金銭的な面でも、精神的な面でも、越えなければならないハードルがたくさんありますが、実際に遠距離婚活を成功させ、結婚した人もたくさんいます。

「頻繁に会えない」「交通費が高くつく」というリスクの部分だけに注目して、せっかくのご縁を逃してしまっては悔やんでも悔やみきれません。

会えないリスクばかりを考えるのではなく、どうしたら遠距離でも交際が上手くいくかを意識するようにしましょう。お相手の協力や担当カウンセラーとの連携があれば、リスクも克服できるはずです。

遠距離恋愛が困難だからこそ、結ばれた二人の信頼関係や絆は強固になりますよ。

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