婚活について調べていると、一度は「男性不足・女性余り」と見かけたことがないでしょうか?
婚活ブームの真っ只中、男女比は「男:女=3:7」とまで、現在は言われています。
実は男性が、婚活市場に少ないことには理由があるんです。
そこで今回は、婚活市場の男女比の現状と、「男性不足・女性余り」と言われる本当の理由について徹底解説します!
ゴールインへの早見表
婚活市場の男女比データ
2015年の国勢調査によれば、50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」は、男性で23.37%、女性で14.06%という結果が出ています。
参考:朝日新聞
- 男性のおよそ4人に1人
- 女性のおよそ7人に1人
が未婚という状況は、日本は「結婚離れ」が進んでいると言えます。
国勢調査によれば、男性の方が未婚者が多いということがわかりました。
それでは、結婚相談所における男女比を見ていきましょう。
日本最大の結婚相談所ネットワークであるIBJ日本結婚相談所連盟のデータによると、会員登録者の男女比は女性の方が多く、男女比はおよそ「男:女=4:6」となるそうです。
参考:日本結婚相談所連盟
結婚相談所によって男女比に違いはあるものの、生涯未婚率の男女比と結婚相談所の男女比は一致せず「男性不足・女性余り」だとわかります。
婚活市場の男女比は男性不足・女性余りと言われている
結婚相談所で長らく仲人として未婚男女の婚活をサポートしてこられた方の話によれば、10年ほど前は男性会員の方が多く、男女比は「男:女=6:4」だったそうです。
当時は婚活市場全体を見ても男性過多で、女性側は待っていればお見合いのお申し込みが集まる状況でした。
しかし現在は、男女比が逆転して女性過多の状況です。
比率で言うと、
- 男:女=4:6
- 男:女=3:7
くらいまで差が広がっています。
結婚相談所に限らず、婚活パーティーでも、女性過多の現象が起きています。
なぜこの10年ほどで婚活市場の男女比が逆転したのでしょうか?
次に、婚活市場で男性が少ない原因について解説していきます。
婚活市場の男女比が男性不足・女性余りになった原因
ここ10年のうちに、婚活市場で男女比が逆転していることが分かりました。
婚活市場で男性不足・女性余りになる原因はどこにあるのでしょうか?
ここからは、婚活市場で男性が不足している原因について迫っていきます。
仕事が忙しい
多くの男性が結婚を意識し始める20代後半~30代は、
- 職場の部下ができたり
- 責任のある仕事を任されたり
など、仕事が忙しくなる年代です。
「平日は仕事で疲れ、休日はゆっくり寝ていたい」となると、一人の生活を充実させたいと思う男性も少なくありません。
現実で出会いの場に出向く必要がある、結婚相談所や婚活パーティーを利用するのには抵抗感があるのでしょう。
一人の生活に満足している独身貴族
「独身貴族」という言葉があるように、ある程度収入があり、贅沢ができる男性は一人の生活を充実させたいと考えます。
とくに男性も30代後半あたりになると、家賃や生活費などを差し引いても十分に手元にお金が残るので、独身貴族化する傾向にあります。
- 結婚によって家庭に縛られる
- 自分の自由な時間を失う
など、自由が制限されることに抵抗を感じ、なかなか婚活に踏み出せないのです。
将来に不安がある
結婚適齢期とされる30代の男性でも、その多くが年収300万円以下で生活しています。
国税庁の民間給与実態統計調査によると、男性の年間給与額でもっとも多かったのは「300万円超400万円以下」の18.3%となっています。
参考:国税庁
収入から家賃や生活費などを差し引くと、婚活に回せる余裕がないというのが日本の現状です。
多くの婚活女性が最低条件とする男性の「年収400万円以上」は、この現実の数字を見ると実は厳しいラインであると言えます。
婚活サイトなら女性有利!
ここまで説明した背景から、「時間効率が良い」「利用料金が手頃」といった理由から、婚活サイトを使う男性が増えています。婚活サイトなら男性余り、女性不足の状況なので、女性も有利に婚活できますよ!
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「男性不足」の婚活市場で男性が婚活に消極的な理由
国勢調査の未婚率は、男性の方が高かったにもかかわらず、結婚相談所において婚活男性の数は女性に比べて低いということがわかりました。
男性が婚活に消極的な理由として、一体何が考えられるでしょうか?
婚活市場における男女の年齢差
女性は妊娠・出産を考えて、30代半ばまでを一区切りとして、40代以上の女性は婚活市場において、言い方は悪くなりますが「売れ残り」とされています。
女性には年齢という壁があり、結婚を急ぐ大きな理由となります。
一方の男性は、
- 30代後半で結婚するのは普通
- 40代以上でも婚活はできる
など、年齢に対する壁が存在していません。
40代の男性が20代の女性と結婚することも可能。
逆パターンは、なかなか考えにくいですよね。
こういったことから、男性には結婚に対する焦りがなく、女性に比べて積極性は薄いと言えるかもしれません。
【参考】30代(アラサー)向けの結婚相談所
【参考】40代(アラフォー)向けの結婚相談所
年収が低い
多くの結婚相談所では、男性の入会条件に「年収◯◯円以上」を課しています。
婚活女性が男性の年収に求める希望条件として最も多い「年収600万円以上」の男性は、全体のわずか20%以下に過ぎないのです。
年収が低い男性にとっては、
- 今の収入では到底家庭を支えられない
- 結婚相談所に入会したくても、審査が通らない
といった理由で、婚活を敬遠する方が多いのも事実です。
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草食系男子の増加
- 晩婚化
- 娯楽の多様化
などが原因とも言われていますが、未婚女性の増加と草食系男子の増加には、何らかの相関関係がありそうです。
一方で、優しくておとなしい草食系男子は女性にモテる傾向にあるとも言われています。
女性の方から積極的にアプローチすることで、草食系男子をゲットできるかもしれませんね。
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「女性余り」の婚活市場で女性が結婚を急いだ方が良い理由
男性は婚活に消極的ですが、女性は結婚を急ぐ必要があります。
ここでは、女性が結婚を急いだ方が良い理由について紹介します。
妊娠出産
いうまでもなく、女性の結婚と妊娠出産は切っても切れない関係にあります。
一般的には、
- 女性の婚活適齢期は25歳から
- 妊娠のリミットは35歳
などと言われています。
そのため、「遅くとも30代半ばまでに結婚して、妊娠・出産したい」という気持ちが焦りにつながると考えられます。
周囲からのプレッシャー
- いつ結婚するの?
- まだ結婚しないの?
という声が聞こえてくるようになります。
ご両親から「早く孫が見たい」と結婚を急かされている方もいらっしゃるでしょう。
- 周囲からの声
- 友人知人が次々に結婚
などが、未婚の女性にとってプレッシャーになります。
老後など将来への不安
- 自分の祖父母が他界
- 介護をする両親の姿を見る
など、ますます実感として老後の不安が重くのしかかってくるものです。
さらに、自分が働けなくなったときの収入面での不安もあるでしょう。
そういった心配事を払拭するのであれば、ともに支え合っていけるパートナーを求めるようになるのは必然と言えます。
【参考】50代におすすめの婚活パーティー
【参考】50代におすすめの婚活サイト
女性の社会進出による年収格差の縮小化
最近は女性の社会進出で男女間の収入格差が縮小化され、「男性よりも稼ぐ女性たち」も珍しくない時代です。
男性側からすると、自分より収入があって社会的ステータスが高い女性は結婚相手としてあまり選びたくないという心理があります。
せっかく仕事ができて、収入もある女性が結婚できないという現実。
そういった女性が結婚を目指して結婚相談所に入会するケースも珍しくありません。
20代女性の婚活市場への進出
最近では、20代で婚活市場へ進出する「婚活女子」が急増しています。
その理由は、
- 長引く不況
- 周囲の30代・40代女性の婚活事情
などを目の当たりにし、「若いからチヤホヤされる」うちに結婚しておきたいという心理が働くのだそうです。
婚活中の男性は、できれば20代の若い女性と結婚したいと考えています。
結婚できずに婚活期間だけが延びると、
- どんどん年を取っていく
- 下からは若い女性の突き上げ
など、女性が結婚を急ぐのもわかりますね。
「婚活市場で男性不足・女性余り」は結婚相談所のPR戦略だった!?
結婚相談所が会員数を増やす目的や、成婚率を高めるために「男性不足だから、男性ならモテますよ」とPRしていたんです。
実際、婚活サイトでは男性余り・女性不足の状況になっています。
そのため、婚活市場から男性がいなくなったのではなく、使うサービスが変化しただけなのです。
なので、女性の方は婚活サイトを使ったほうが、素敵な男性と出会える可能性が高まりますよ。
【参考】婚活サイトを使ってみよう
婚活において男女比は関係ない
男性よりも女性の方が会員数が多いということは、一見すると男性側が有利な感じがしますね。
しかし、結婚相手として選ばれるためには、学歴や収入などのスペック以上にお互いの性格や価値観の一致が重要です。
- 結婚相談所には男性会員が少ないから
- 厳しい入会審査を通過しているハイスペックな会員だから
などというのは、多少箔が付くことはあっても、結婚の決め手にはならないということです。
まとめ:男女比に左右されず、前向きに婚活に励もう!
今回は結婚相談所の男女比の現状を紐解き、「女性余り・男性不足」の婚活市場において、如何にして結婚を目指すかについて考えてきました。
婚活成功のカギは男女比や女性余りなどではなく、婚活する人の結婚に対する意識にあります。
男女比や女性余り・男性不足という現状に左右されることなく、男性も女性もしっかりとした心構えを持って婚活を進めていきましょう。
【参考】大手結婚相談所のおすすめ人気ランキング!
結婚相談所・婚活パーティーで「男性不足・女性余り」が的確に書かれてます。
お褒めの言葉ありがとうございます^^
正確の一致ってなんだよって言うね…
コメント&ご指摘ありがとうございます!
「性格」ですね。修正いたしました。
男性が会費高額で、
婚活市場を食い物にしている「業者」が多いことも、
またその「業者」が若くて可愛い「サクラ」まで用意して
パーティーやサービスを無理矢理成立させようとしていることも、
現実問題として晩婚化と少子化に拍車をかけているのでしょうね。
多くの参加者は食い物にされていますからね。
無料で5年も10年も婚活している女性も、
業界全体から無自覚に食い物にされているのでしょう。
昨年、街コン行ったら男が多かったわ。前日まで女が多くて、男不足ってなってたのに。そこから、婚カツ系は辞めた。普通にその辺の出会いが良いよ。
女性は男性を身長、年収、学歴でみて選べるけど、我々男性は女性の年収学歴なんてあんまり気にしない。どっちかというと肌の色とかカップ数とか巷の男性が女性を選ぶ本音の基準項目を増やしてくれないとほんとフェアじゃないと常思う。異論は覚悟の上やけど、男の年収学歴もカップ数公表するくらい恥ずかしいことやしね。
男余りと言われてた時代でも恋愛結婚に積極的な男性はあまり見かけなかったのでおかしいなとは思ってました
やはりPR戦略の一環だったんですね